この記事で知れること
  • 職歴なし・空白期間あり・短期離職歴ありであることは公務員試験に関係ない理由
  • 職歴に不安がある人が公務員試験に合格するためにすべきこと
  • 職歴に不安がある人が合格しやすい公務員試験
本記事の執筆者
執筆者
✔元裁判所書記官&県庁職員
✔裁判所や県庁で様々な職歴を持つ人と
 話す機会がありました

「公務員試験は公平!職歴は関係ない!」

そんなことは言われているけど、実際はどうなの?

そんな疑問に対して、元国家公務員&県庁職員の私が経験談をもとに、具体的に解説します

職歴に不安があっても公務員になれる理由、なるためにすべきこと、なりやすい職種など、詳しく解説しています。

職歴に不安があることで公務員になる道を閉ざす必要はないので、この記事を読んで、絶対に公務員になるための戦略を練りましょう!

短期離職や空白期間がある人に
今すぐしてほしいこと

時間のある今のうちに次の2つをしておきましょう。

公務員試験の情報収集

短期離職歴等があったりすると、面接試験の比重が低い試験種を受けたほうが合格できる可能性が高まりますよね。

そうやって公務員になる可能性を高めるためには、まずは基本的な情報をしっておかないといけません。

有料の情報誌でもいいですが、せっかくなら無料で手に入れられるものを活用しましょう。

【公式サイトより引用】

クレアールが発行するハンドブックは、80ページ以上のボリュームで基本的な内容を網羅してくれています。それが何と無料なんです。

時間がある今のうちに無料で貰っておきましょう。

\【無料】簡単2分で完了/

➤【無料】入門ハンドブックのより詳しい内容はこちらから

人気なのに数量限定なのでお早めに

市場価値の把握と自己分析

短期離職歴があると自分の市場価値は低いと思われがちですが、そうでもないです。

AIの判断によって、自分の市場価値を改めて客観的に把握してみてはどうでしょうか。

VIEWなら、自分の天職や自己分析もできるので、その後の面接試験対策でも活用することができます。

日本初のサービスを無料で体験できるので、時間がある人はぜひチャレンジしてみてください。

➤【無料】AIに市場価値や自己分析、天職判断をしてもらう

面接対策はインスタで
面接対策を中心とした情報をインスタで発信しています。
隙間時間で対策しましょう!

▶️インスタはこちらから

【短期離職でもOK】職歴は公務員試験の合否に無関係

公務員試験は公平であり、間口が広いのが良いところ

結論としては、職歴は関係ありません

職歴なし、短期離職や空白期間ありでも合格可能です。

なぜなら、公務員試験は、書類選考で足切りすることがないからです。

民間みたいに、事前の履歴書で審査して、「はい、さようなら」と言われることはないんです。

そんな不平等な試験をしないために、一次試験の段階では、職務歴に関する資料の提出を求めない自治体も多いですからね。

私が転職時に受けた自治体はそうでした。
マーク試験と論文試験のみで判断されます。
一次試験で職歴を書くタイミングなんてありませんでした。

よほど小さな自治体を受験しない限り、職歴で足切りを受けることはありません。

職歴なしの人や短期職歴ありの人でも、公務員試験に合格できるチャンスは確実にあります。

二か所で働いて様々な職歴の人に出会いました

いや、間口は広いけど、ほんとに職歴に不安がある人でも合格できるの?

職歴は面接でも関係ありません。

そう言えるのは、今まで公務員として働いてきた経験で職歴なしや短期職歴の人と多く出会ったからです。

二か所で公務員として働きましたが、本当にいろんな職歴を持った人に出会いました。

一か所目の裁判所では、以下のような職歴の人に出会いました。

裁判所にいた特殊な職歴の人
  • 新卒で入社した会社を一か月で辞めて空白期間が二年ある人
  • 院に行くのをやめて、大学卒業後空白期間が一年間ある人
  • 新卒の就活に全落ちし、一年間空白がある人
  • 26歳になって初めて就職した人

裁判所の試験って、一次試験を合格すれば、面接は一回なんです。

一回の面接って何とか頑張れば合格できそうじゃないですか?

面接が一回だからこそ、経歴に関係なく、本当に実力を持った人が合格できるのかもしれません。

次は二ヶ所目の県庁での話です。

二ヶ所目の県庁では、経験者採用枠で受験しました。

経験者採用枠だと社会人経験が豊かな人が合格しそうですよね。

蓋を開けてみると、短期離職歴が多い人も同期で何人かいます

もちろん、大企業で働いていた人も結構な数いますよ。

でも、離職を何度も繰り返して、最終的に県庁職員になった人も実際にはいるのです。

こんな感じで、職歴が無い人や短期離職歴がある人など職歴に不安がある人でも、公務員になっている人は実際にいます。

信じるか信じないかは本当にあなた次第ですが、私から言わしてみれば、職歴に不安があるからと言って公務員を諦める必要は一切ないです。

今現在一緒に働いている先輩も半年で民間企業を辞めた人です。
探せば、職歴に不安がある人でも公務員になっている人は結構いますよ!

公務員試験ではその人の職歴が重要なのではありません

公務員試験では、職歴という過去の事実ではなく、公務員試験を受けるまでの経緯が重要

公務員になっている人が多いことはわかったけど、経歴に不安があると、実際の試験を通過するのって難しそうだな・・・

確かに、難しいです。

面接では、これまでの経歴に関する質問は必ずされますからね。

どれだけ筆記試験を通過しようと、面接を切り抜けないと合格できません。

そういった意味では、難しいのかもしれません。

ただ、公務員試験はその人がどんな企業に勤めていたのかをみているのではありません。

面接では、受験者の過去の経験から、その人の考え・能力・意欲・適正などを見ています。

過去の経験は関係ないことは、私の裁判所時代の同期や現職の同期に職務歴に不安がある人が多数合格していることからわかりませよね。

でも、大多数は職務歴がしっかりとしている人が合格しているんでしょ?

確かにそれは否めません。

でも、そこにもしっかりとした理由があります。

  • 面接でのアピールが上手
  • 面接で話せるエピソードが豊富

職務歴が良い人は、面接でこんな感じでアピールすることが上手ですし、話せるエピソードを豊富に持っているので合格しやすいのです。

職歴の良さと最終合格には相関関係はあるかもしれませんが、因果関係はありません。

職歴が良い人が面接が上手だったり、エピソード的にも有利だったりするので、合格しやすいだけなんです。

つまり、職務歴に不安がある人でも、面接でしっかりと理由を説明出来て、アピールすることができれば合格は全然可能というわけです!

職歴なし・空白期間や短期離職歴ありでも合格する方法

職歴なしであったり、空白期間があったり、短期離職があったりなど、職歴に不安がある人が公務員試験に合格するためにすべきことは明確です。

次の三つです。

  • 公務員試験の情報収集を徹底的に行う
  • 筆記試験で上位に食い込むように努力する
  • 面接対策を入念に行う
特に情報収集は一番大事です。
情報をしっておくだけで、合格率はグンッとあがります。

職歴に不安があるなら:まずは情報を集める

公務員試験はただやみくもに勉強や面接対策をすれば合格できる試験ではありません。

試験によって、課される筆記試験や面接形式が全く異なります。

中には、面接のハードルが低い試験などもあったりします。

短期離職歴がある人は、このような基本的な情報をまずは集めておきましょう。

その情報が、その後の筆記試験や面接試験対策の土台となります。

多くの人はとりあえず勉強をスタートさせてしまいます。
まず情報を集めておくことで一歩リードしましょう。

公務員試験の情報を集める方法としては、有料の情報誌を購入するという方法もあります。

ですが、最初のステップとしては無料の情報誌で十分です。

特に大手公務員予備校が発行しているものは、公務員試験を分析していることもあって、信頼できる情報を手に入れることができます。

例えば、クレアールの発行する次のハンドブックがおすすめ。

【公式サイトより引用】

公務員試験の基礎について、80ページ以上のボリュームたっぷりな情報量で知ることができます。

有料のものと遜色ないので、こだわりがないのであれば、まずは無料でもらってみてはどうでしょうか。

➤【無料】入門ハンドブックのより詳しい内容はこちらから

\【無料】簡単2分で完了/

人気なのに数量限定なのでお早めに

職歴に不安があるなら:筆記試験で上位を目指す

筆記試験で上位に食い込むことができれば、合格可能性はグンッと上がる

公務員になりたければ筆記試験を通過しなければならないのは当然のことです。

ですので、筆記試験に絶対に落ちてはいけないのです。

職歴に不安がある人はさらに、筆記試験で上位に食い込む努力をしましょう。

なぜなら、筆記試験と面接試験を合算して合格判定をしてくれる試験種で合格する可能性が上がるからです。

昨今はどの試験でも面接試験に重きが置かれています。

地方自治体などでは、筆記試験の点数をリセットして合否の判定を行うところもあるくらいです。

でも、職歴に不安がある人はここで悲観する必要はありません。

筆記試験も合否の判定資料に入れてくる試験はちゃんとあります。

例えば、国家一般職試験。

配点比率は以下の通りです。

択一試験論文面接
配点比率6/91/92/9
※基礎能力試験と専門試験(どちらも択一試験)をまとめて択一試験としています

面接の配点が低いですよね。

ですので、筆記試験で上位に食い込めば、合格することは容易なのです。

私の例で言えば、筆記試験は104点という割と高得点の点数を出すことができた一方で、面接はC評価(普通)でしたが、10番台で最終合格できました。

国家一般職は、合格後の官庁訪問が難しい試験ではありますが、筆記試験を頑張ることで面接が苦手であっても最終合格することは簡単だということがわかってもらえたと思います。

面接に不安があっても、筆記試験で一発逆転することは可能です。
勉強を妥協せずに頑張りましょう!
筆記で上位に食い込むためには

独学よりも公務員予備校に通う方がいいです。

独学よりも効率的に勉強出来ます。

公務員予備校については、以下の記事を参考にしてください。

失敗しない社会人の公務員予備校選び!おすすめはこの2つです

【安くする方法も!】公務員予備校の費用を比較!大手6社をコース別に分析

公務員予備校へ行くべきか独学にすべきか?通う9のメリットと3のデメリット!

職歴に不安があるなら:面接対策を早く入念にすべし

職歴に不安があって面接に苦手意識があるなら、みんなと同じ時期、同じ練習量で、面接対策をしていては手遅れです

面接の不安要素が他の人よりもあるのならば、他の人よりも面接対策を早くやるべきですし、より入念にすべきです。

そんなことはわかっているよ。
具体的にどうしたらいいんだろう・・・

「なぜそのような経歴を歩むことになったのか」

「なぜ公務員を目指すようになったのか」

この二つを説得的に説明できるようになりましょう。

  • 今まで職につかなかった理由
  • 職歴に空白期間がある理由
  • 短期間で離職した理由

まず面接で一番聞かれるところは、なぜそのような経歴になったのかという部分です。

そこは逃げられない事実です。

「司法試験を目指していて職についていない」

「他にやりたいことがあったので職についていない」

「公務員になりたい夢を捨てきれなかったので短期間でやめた」

「公務員浪人をしていたので空白期間がある」

こんな感じで自分が上手に説明できる理由を考えましょう。

そして理由に加えて、なぜ公務員を目指し始めたのかも説明する必要があります。

一番良いのは、「今まで別の道で追っていた夢を、公務員として実現したいと考えるようになったから」と答えることかもしれません。

どんな理由でもかまわないですが、今までの経歴から公務員を目指すようになったきっかけは必ず答えられる必要がありますね。

どうしても理由が思いつかない場合には、ごまかすという方法も視野に入れるべきかもしれません。

説得力のある理由を考えるのって時間がかかりそう・・・
だからこそ、誰よりも早く入念に面接対策をすべきなんだよ!
今からでもできる面接対策

面接対策は早めからやるべきです。

職歴に不安があるなら、なおさら早めにしましょう。

面接対策の軸となるのは、やはり自己分析となるので、勉強と同時並行で自己分析を入念に行いましょう。

➤職歴に不安がある人でも合格できる自己分析の方法

職歴なし・短期職歴でも合格しやすい公務員試験

筆記試験の得点をリセットしない試験種がねらい目

筆記試験の得点を合否の判定要素にしてくれる試験は、職歴に不安がある人でも合格可能性は高いです。

さきほども説明したように、筆記試験で上位に食い込むことができれば、面接を普通の評価でも合格できるからですね。

その試験種の例としては、国家一般職、裁判所事務官、国税専門官などがあげられます。
主に国家系をおすすめします。

地方公務員も筆記試験を考慮するところはありますが、面接回数が多いのがネックです。

職歴に不安がある人は、面接回数の少ない国家系がねらい目になります。

以下では、具体的に配点比率を見てみます。

国家一般職の配点比率
択一試験論文面接
配点比率6/91/92/9
※基礎能力試験と専門試験(どちらも択一試験)をまとめて択一試験としています

先ほども説明したように、筆記が高得点であれば、面接が普通でも上位で最終合格できます。

ただ、官庁訪問という名の面接試験がありますので、職歴に不安がある人はしっかりとした面接対策が必要です。

裁判所事務官の配点比率
択一試験論文面接
配点比率4/102/104/10
※基礎能力試験と専門試験(どちらも択一試験)をまとめて択一試験としています※論文試験は教養論文と専門論文があります

裁判所事務官試験は面接の配点が高いとよく言われますが、よくよく見てみると筆記試験の配点が高いです。

ですので、筆記試験を頑張れば合格することは全然可能です。

私の場合、択一試験は54点とわりと高得点を出して、面接はB評価(普通より良い)をもらって、一桁台で合格することが出来ました。

私の友人は、筆記試験は私より良く、面接はC評価でしたが、20番台で合格しています。

このようにみてみると、筆記試験の出来が合否にかなり影響していることがわかります。
国税専門官の配点比率
択一試験論文面接
配点比率5/92/92/9
※基礎能力試験と専門試験(どちらも択一試験)をまとめて択一試験としています※論文試験は教養論文と専門論文があります

国税専門官は多くの人が受験する試験種です。

なぜなら、採用人数が多いからですね。

公務員試験の中で最も合格しやすい試験種です!

この表を見てもらってもわかりますが、国税専門官も筆記試験の配点が高いですよね。

職歴に不安がある人で、とにかく内定が欲しいという人は、国税専門官の受験は必須です。

面接重視にシフトしていると言われている公務員試験ですが、他にも、筆記試験の配点が高い試験種はまだまだあります。

つまり、職歴に不安がある人であっても、公務員試験はまだまだチャンスがあるというわけです。

筆記試験の得点を考慮してくれて、面接回数が少ない試験は、職歴に不安がある人でも合格可能性はかなり高くなります。
職歴に不安がある人は情報収集を徹底的に行う!

試験種によって、面接の比重が異なることはわかってもらったと思います。

と同時に、職歴に不安がある人は、こんな感じの情報を徹底的に集めることの重要性もわかってもらったと思います。

簡単に無料で情報収集をする方法としてお勧めなのが、大手予備校が出している「社会人のための公務員転職ハンドブック」です。

【公式サイトより引用】

社会人が転職を成功させるために作ってあるので、有益な情報がコンパクトにまとまっています。

誰でも無料で請求できるのでかなりおすすめです。

\【無料】簡単2分で完了/

人気なのに数量限定なのでお早めに

【有料だと以下もおすすめ】

まとめ:職歴が不安でも公務員になれます

裁判所と県庁で多くの同期、後輩、先輩を見てきた私は、職歴に不安があった人でも合格している人を結構な人数知っています。

職歴に不安がある人でも公務員になれることはまぎれもない事実です。

その事実を受け止めたあなたは頑張ることは一つだけです。

筆記試験でできる限りの努力をし、面接対策を誰よりも早く入念にすることです。

そうすれば、必ず公務員になることができます。

職歴に不安があることで合格できるか不安になるかもしれませんが、その不安をかき消すぐらい努力するしか公務員になる方法はありません。

今日はこのぐらいで失礼します。

【公式サイトより引用】

➤ハンドブックを無料で請求するにはこちらから

気分転換に気軽に市場価値を分析

勉強の合間に自己分析は必須。でも、お堅い自己分析は疲れますよね。

例えば、VIEWというアプリでは、簡単な質問に答えるだけで、自分の天職や受けるべき企業を診断してくれます。

さらに、自分の市場価値を年収ベースで分析してくれたりと、かなり有益な情報を得られます。

それなのに、無料で使えるのでかなりおすすめ。

気分転換に一度やってみてはどうでしょうか?

\【完全無料】3分ですぐに終了/

※今のところ、iPhoneの方だけができるサービス

社会人のための公務員転職ハンドブック

社会人は、学生よりも公務員に受かりやすい!

なぜなら、一度社会人を経験していることから志望動機を言いやすかったりと面接でかなり有利になるから。

ただ、そんなチャンスが転がっているのに、スタートダッシュをうまく切れない人が多いのも事実なんです。

その原因は単なる情報不足。

公務員試験勉強を始める前や直後にしっかりと公務員試験の全体像について知り、社会人経験者として効率よく筆記試験に合格するノウハウを知っておきましょう!

\無料かつ数量限定なのでお早めに!/

Twitterでフォローしよう