この記事で知れること
  • 公務員試験に全落ちしてしまった人がまずすべきこと
  • 公務員試験の再チャレンジをすべき理由
  • 公務員試験浪人を成功させるためのアドバイス
本記事の執筆者
執筆者
✔元裁判所書記官&県庁職員
✔低学歴&ノンゼミの落ちこぼれ
✔公務員試験に関する相談を受付経験有

もう一度勉強する覚悟があり、もう一度全落ちするかもしれないプレッシャーに打ち勝てるなら、公務員をもう一度目指すべきです!

結論はこれです。

公務員を一度目指したら、なかなか諦めきれないですよね。

でも、将来のことを考えると不安になるから再チャレンジするか迷うのは当然です。

この記事では、そんな再チャレンジするか迷っている人に向けて、今後の方向性を決める方法を具体的に紹介しています。

二度の公務員試験を経験し、10年以上公務員として勤務した経験から紹介しているので絶対に参考になると思います。

公務員になりたい人の再チャレンジを後押しし、内定へ近づくための戦略も解説しているので、ぜひ今後の参考にしてほしいです。

自分の天職は本当に公務員?

AIで分析してみては?

試験に落ちてしまった後は、自分に自信がなくなって、将来に不安を感じますよね。

本当にこのまま公務員になっていいのか?」とさえ思ったり。

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公務員に全落ちしてしまう人の割合

公務員に全落ちすると、「他の人はどうなのか?」と気になりますよね。

ですが、結論を言うと、公務員に全落ちする人の割合を正確に算出することはできません

というのも、正確なデータがないですし、受験できる自治体も無数にあるので算出することが不可能だからです。

ある所では、9割だったり6割りだったりと言われていますが、適当な数字なのであてになりません。

ただ、個人的な感覚で言うと、2~3割ほどかなと感じています。

確かにはっきりとした根拠はないですが、公務員予備校に通っていたときの体感ですね。

予備校に通っていた時に予備校の講師に聞いてもそのぐらいの数字でした。
遠くない数字だと思われます。

全落ちしたらまずは何をすべき?

  • 公務員試験浪人をする
  • 民間の就活をする

大卒で公務員試験に全落ちしてしまった人は、どちらかの選択をしなければなりません。

この選択はなるべく早くしなければなりませんが、冷静な判断も重要です。

そこで、まずは公務員浪人か民間就活かを決断する前にしておいた方がいいことを提案します。

落ちたショックから冷静になる時間を作る

公務員試験に落ちるとショックですよね。

レベルは違うかもしれませんが、ゼミの選考に全て落ちてしまった私は、就活への不安からかなりショックで落ち込みました。

そんなショックを受けている状態って冷静な決断をすることはむずかしいです。

今後の方向性を決めるためにとりあえずはリフレッシュしましょう。

これから自分は何をしたいのかを公務員試験から離れて考えたほうがいいです。

また、一人で考えていては煮詰まると思うので、家族や友人と相談しながら考えるのもありですね。

リフレッシュしすぎてもダメですが、一旦公務員試験から離れて、冷静になって、考える時間を作りましょう。

民間の情報収集もする

リフレッシュしているときにやってほしいのが、簡単に民間の情報収集もすることです。

民間の情報を手に入れることで、公務員への気持ちが強くなったり、または弱くなったりするなど、公務員への考えを整理することができます

公務員試験を受験していた人は、おそらく、民間企業の情報についてあまり興味を示していなかった人が多かったことでしょう。

民間企業の情報に触れることで、自分の公務員へ気持ちを明確にできます。

もしかしたら、「民間の方がいいじゃん」みたいなことを思うかもしれません。

このまま公務員を目指して良いのかを考え直すきっかけとして、民間企業の情報収集をちょっとずつしてみることをおすすめします。

気分転換に気軽にできる情報収集

色々な求人サイトを見ると、新たな発見ができたりして気分転換になります。

例えば、VIEWというアプリでは、簡単な質問に答えるだけで、自分の天職や受けるべき企業を診断してくれます。

さらに、自分の市場価値を年収ベースで分析してくれたりと、かなり有益な情報を得られます。

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気分転換に一度やってみてはどうでしょうか?

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民間への就職に迷っている人へ

民間の情報収集をしていると、民間就活を捨てきることに迷いが生じる人もいると思います。

それはそうですよね。

公務員試験に再チャレンジしても、成功するかどうかわからないので、とりあえず民間の内定も得ておきたいと思うのは当然の考えです。

民間も捨てきれない人は、民間の就職エージェントの利用も考えてみることを強くお勧めします。

というのも、公務員受験生は民間の就活を経験したことがない人が多いので、プロのサポートが必須になるからです。

就職エージェントでは、就職の相談やESの添削、企業との連絡調整などでサポートをしてくれます。

しかも、全て無料でのサポート。

一人で就活を進めるよりも、無料でプロに相談しながら進めることで、効率よく納得のいく就活を行えますよね。

エージェントに民間の就活の相談をしながら、公務員試験に再チャレンジするかどうか決めるのも全然ありな選択です。

【公務員試験浪人or民間】落ちても覚悟があるなら公務員一択

ではいよいよ本題です。

公務員を目指すか、公務員を諦めて民間の就職活動をするか。

結論としては、「公務員を目指す」をおすすめします。

ただし、さらに一年弱勉強する覚悟とまた不合格になるかもしれないというプレッシャーに打ち勝つことが出来る人限定です。

落ちたからと言って公務員を諦めることができるのか?

公務員試験浪人に否定的な意見が多いけど、正直公務員を諦めきれないよ・・・

こんな気持ちを今抱いていないですか?

普通に考えて、公務員試験に一回失敗した瞬間に、きっぱりと公務員を諦めて民間の就活を始められる人なんていませんよ。

一度公務員になりたいという気持ちを持っていたのだから、どこかしらに未練はあるはずです。

その気持ちに正直であってもいいんです。
ちゃんと次で合格すればいいんですから!

さらに、私が、公務員試験浪人をおすすめする理由は3つあります。

  1. 公務員試験浪人は勉強で有利になれる
  2. 公務員試験浪人は面接で不利にならない
  3. 民間に一度就職してからの公務員試験は大変
  4. 公務員が諦めきれないのに民間で働いても続かない

一つずつ解説します。

公務員試験浪人をお勧めする理由①:かなり有利です

公務員浪人生って公務員試験においてかなり有利な位置に立てます。

  • 勉強の基礎が出来ているから
  • 公務員試験のスケジュール感をつかめているから
  • 面接対策に使える時間が相対的に多いから

理由としてはこんな感じです。

一番の理由は、勉強の基礎が出来ていることです。

勉強の基礎が出来ていると、筆記試験で上位合格できる可能性が高まり、結果として内定を取れる確率が高まります

また、筆記試験対策と同時に面接対策に使える時間も増え、現役生と比べて面接対策を入念に行えます。

これまでの勉強による蓄積を有効活用するには、時間をおかずに勉強し始めたほうがいいんです!

民間に就職してしまうと、今までの勉強の蓄積がゼロになりますからね。

私は裁判所から県庁へ転職するときSPIの試験でしたが、解き方などをすっかり忘れていて、勉強にかなり苦労しました。

一度受験してわかっと思いますが、筆記試験の配点が高い試験ってありますよね。

公務員試験浪人生は、筆記試験で有利なので、そのような試験を狙うのもありです。

詳しくは以下の記事を読んでみてください。

【失敗しない】公務員試験浪人生がすべきこと!狙うべき試験種を解説

公務員試験浪人をお勧めする理由②:面接で不利にならない

勉強面で有利なのはわかったけど、公務員試験浪人は面接で不利になるんじゃないの?

面接では一切不利になりません。

確かに、浪人していることを面接では聞かれますが、しっかりと理由を答えることができれば何の心配もありません。

裁判所で働いていた時には、かなりの数の浪人生が合格していました。

市役所などは併願をすれば何個も受験できますが、裁判所って一つしかないから一発勝負ですよね。だから浪人生が多いんです。

その人たちに面接で不利になるか聞きましたが、「確かに、浪人の質問はあったけど、裁判所が第一志望なので浪人しましたって答えたら大丈夫だったよ」と答える人が多かったです。

また、職歴なしの人や短期離職歴多めの人でも公務員になっている人を、県庁でも多く見てきたので、不利にならないと断言できます。

公務員試験浪人をお勧めする理由③:転職活動は大変

よく一度就職してから公務員への転職を勧められますが、正直転職活動ってかなり大変です。

仕事をしながら勉強なんて想像できますか?

私が転職したときは、一次試験がSPIと論文だけでしたが、これだけでもかなり大変でした。

前の職場でも転職したいと思っている人は結構いましたが、実際に転職活動をする人はあまりいません。

それは転職活動が大変であり、「今の職場のままでいいや」と思って行動に移せないからですね。

それぐらい、転職活動を始めるのってエネルギーが必要なんです。

だから、一度民間へ就職することはあまりおすすめしません。

働き始めたら忙しさに忙殺されて勉強する気など全くおきないですよ。

これからの人生には結婚や出産などのイベントも待っています。
そのあわただしい状況下で、転職活動を成功させる未来を想像できますか?

公務員試験浪人をお勧めする理由④:なんとなく就職しても続かない

公務員に少しでも未練がある人が民間企業へ就職したとしても続かないことが多いでしょう。

裁判所でも県庁でも、短期離職して転職してきた人はかなりいました。

この人たちは公務員への未練があった人ではありません。

仕事が辛くて公務員への転職を決意した人です。

民間企業への就職を最初は希望して入った人でも、こんな風に早期で仕事を辞めてしまいます。

就職して三年以内で辞めてしまう人は約3割ほどいるというのは有名な話ですよね。

ということは、公務員への未練がある人が民間へ就職したとしてもすぐに辞めたくなるのが目に見えます

そして、早期に離職した場合、大した能力を身に着けることはできません。

つまり、公務員試験浪人をしている人と同じような状態だということです。

民間へ就職して早期に辞めてしまうリスクがあるなら、公務員浪人をする方が効率的ですよね

公務員試験に落ちた人が再チャレンジを成功させる方法

以上の内容を読んで、自分の進むべき道が見えましたか?

ここからは、公務員をもう一度目指してみようかなと思った人へのアドバイスです。

公務員浪人を成功させる秘訣を解説します

公務員試験浪人を成功させるにはまず覚悟を持つこと

公務員試験浪人をする人がもつべきのは覚悟です。

その覚悟とは、以下の2つの覚悟です。

  • もう一度筆記試験を誰より頑張ることができるという覚悟
  • もう一度落ちるかもしれないというプレッシャーに打ち勝つ覚悟

公務員に次で必ずなりたいのであれば、もう一度筆記試験を死ぬほど勉強する必要があります。

死ぬほど勉強しなければならない理由は後で説明しますが、それぐらいの覚悟がないと確実に公務員になれる保証はありません。

また、公務員試験浪人は、当然ですが、もう一度全落ちする可能性もあります

あくまでも可能性の話ですが、もう一度全落ちするかもしれないというプレッシャーは相当なものです。

それに打ち勝てない人は、途中で民間への就活を中途半端に始めたり、勉強を放り投げたりします。

そしてもう一度同じ運命をたどります。

絶対に公務員になりたいのであれば、このプレッシャーに打ち勝って努力し続ける必要があるんです。

この二つの覚悟を持っている人は次をお読みください

公務員試験浪人を成功させるためにすべきこと

公務員試験浪人生が公務員になるためにすべきことは2つです。

  • 筆記試験で上位に入るように勉強する
  • 面接対策は誰よりも早く入念にする
めちゃくちゃ当然のことでしょ・・・

当然のことなんですが、これが意外とみんなできないことなんです。

公務員試験は筆記試験で上位に入ることができる実力を身に着けることができ、面接を普通の評価で切り抜けることができれば、どこかしらから内定をもらえます。

例えば、私の場合

国家一般職と裁判所事務官のどちらでも上位で合格(国家一般職は10番台、裁判所事務官は一桁)しました。

理由としては、筆記試験で上位合格することができたからです。

(例えば、国家一般職では傾斜後の特典は104点でした。)

面接の出来はまずまずで、国家一般職はC評価、裁判所事務官はB評価です。

面接が普通の評価であっても、筆記試験を頑張れば上位合格できるんです。

公務員に内定が欲しいなら、筆記試験を頑張るだけでいいんです。

でも、これが意外と難しいです。

並大抵の努力では達成できませんからね。

さっき言ったような覚悟が必要なのはこの理由からです。

でも、公務員浪人生は、これを達成することができるポテンシャルを持っています

勉強で他の人よりもアドバンテージを持っているからです。

じゃあ、「再チャレンジを成功させるために具体的に何を今からすべきなのか」について、これから紹介しますね!

まずすべきは情報収集

一度公務員試験を経験していても、もう一度公務員試験の情報収集はしっかりしましょう。

とういのも、情報収集は勉強や面接対策の計画を立てる基礎となるからです。

これまでの公務員試験では、ただやみくもに勉強に取り組んでた人も多いと思います。

しかし、公務員試験の再チャレンジではそれではだめです。

受験先の情報を集めつつ、自分の弱点なども分析して、計画的効率的に勉強や面接対策を行っていくことが大切となります。

再チャレンジ組は新卒組よりも勉強面では有利です。
だからこそ、公務員試験情報を集めて、計画的に自分の弱点を克服することが重要なんです!

公務員試験情報を効率的に集めるなら、次のハンドブックがおすすめ。

【公式サイトより引用】

転職者向けですが、公務員試験情報がわかりやすく説明されています。

社会人からの転職向けとなっているので、再チャレンジする人にも有益な情報となるはずです。

私も一度公務員試験を経験していましたが、裁判所から県庁へ転職するときには、このハンドブックを使ってもう一度情報収集をしました!
かなりおすすめですね!

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公務員予備校に通うか決める

情報収集とともにすることは、公務員予備校に通うかどうか決めることです。

確実に合格したいなら通うべきでしょう。

やはり、予備校だと効率的に勉強出来ますよね。

また、出題予想、論文対策や面接対策など、予備校に通っているからこそのメリットもたくさんあります。

どの予備校も再チャレンジ割というものもあるので、悩んでいるなら予備校に通いましょう!

【安くしたい人必見】公務員予備校の費用を比較!大手6社をコース別に分析

公務員試験浪人生が公務員から内定をもらうためにすべきことの詳しい内容は、【失敗しない】公務員試験浪人生がすべきこと!狙うべき試験種を解説で解説しているので、一度読んでみてください。

全落ちした人からよくある悩み相談

Twitterや有料サイトで公務員の悩み相談を受け付けている中で、全落ちした人からよくある相談を以下でまとめました。

全落ちする人の特徴ってどんなところにあるのか?

これが一番よくある質問です。

共通点を知っていると、次はうまくいく可能性があがりますからね。

ずばり全落ちする人の共通点は「筆記試験対策不足」にあります。

そもそも一次試験の段階で落ちてしまって持ち駒が少なくなってしまう人が結構います。

また、試験直前は面接対策もしないといけませんが、勉強不足からくる焦りによって筆記試験対策ばかりしてしまって、面接対策が十分にできなくて落ちる人もいます。

公務員試験で全落ちしたくない人は、まずは筆記試験対策を早めにして、確実に合格できるというレベルまで学力を持っていくことが重要だと感じています。

全落ちを親にどう打ち明けるべきか

「親にどうやって打ち明けようか。どう思われるか心配」なんて声も聞きます。

確かに全落ちしてしまった親に打ち明けづらいですよね。

来年も再受験したいのに、民間を勧められそうなのも嫌です。

ただ、こればっかりは素直に打ち明けるしかありません。

人生は一度っきりなので、打ち明けたうえで自分がどうしたいのかを伝えることをおすすめします。

一度全落ちしてしまったからといって、公務員になる夢を諦める必要はないですからね。

全落ちした社会人は何をすべき?

全落ちした社会人も大卒とすべきことは基本的に一緒です。

まずは、なぜ落ちてしまったのか分析することですね。

ただ、社会人の場合は、筆記試験のハードルが低い試験を受けている場合が多いと思うので、大半は面接対策不足にあることが多いです。

特に仕事をしながらだと大変ですが、来年の試験ではより早くから試験対策に挑みたいところですね。

まとめ:覚悟がある人は公務員試験浪人一択!

公務員試験への再チャレンジを成功するために必要なものは「覚悟」です。

その覚悟の上に、確かな自己分析と内定を勝ち取る方法を知れば、誰でも公務員になれます。

今回紹介した内容を見て、自分はもう一度頑張れると思った人は、リフレッシュした後にすぐにでも対策を練りましょう!

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