公務員試験の勉強を始めたけど、勉強スケジュールがいまいちわからないな。
どの時期からどの科目を勉強すればいいんだろう?
今回は、この悩みを解消したいと思います。
この記事で知れること
  • 公務員試験の勉強スケジュールを考えるために知っておくべきこと
  • 一年間のスケジュール感
  • 各科目のおすすめスタート時期
今記事を書いている人

元裁判所書記官、現県庁職員。

【試験結果】

国家総合職一次試験通過
人事院面接辞退
国家一般職10番台で最終合格
裁判所事務官一桁台で合格
都庁下位で合格
国家専門職最終合格
地元の地方公務員一桁台で最終合格

30科目の択一試験、教養論文に専門記述。

公務員試験の勉強ってやることがいっぱい。

合格するには何をいつから勉強すればいいの?」みたいな感じで不安に襲われる気持ち、めちゃくちゃわかります。

そこで知りたくなるのは、合格者の勉強スケジュールですよね。

今回紹介する勉強スケジュールは、予備校でも採用されている基本的で王道のスケジュールです。

このスケジュールで、勉強が得意でなかった私でも、複数の試験で上位合格することが出来ました。

誰でもアレンジすることができるスケジュール感を紹介しますので、誰でも参考にできる内容になっていると思います。

合格できるスケジュール感をつかめたら、あとはそれに沿って勉強するだけで合格できますよ!
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【公務員試験】勉強計画を立てる前に知っておくべきこと

公務員試験では勉強スケージュールをしっかりとたてることが重要です。

ただ、具体的なスケジュールを立てる前に知っておいてほしいことがあります。

そのことについて簡単に説明します。

具体的な勉強スケジュールを早く知りたい人は、こちらからジャンプしてください!

スタートラインは人それぞれ

大前提として、勉強のスタートラインは人それぞれであって、万人に当てはまる勉強スケジュールはありません。

なぜなら、一人一人のこれまでの勉強量が異なるからですね。歩んできた人生が一人一人違います。

当然っちゃ当然ですよね。

・大学受験で物理や化学を勉強した人

・大学で民法をガッツリ勉強した人

・今まで法律や経済なんて勉強したことがない人

こんな感じでスタートラインは変わってしまうし、これからの勉強量も人によってかわります。

なので、人の勉強スケジュールをそのままマネをしても合格できません。

重要なのは、自分が今置かれている状況をしっかりと把握することです。

そして、その状況に合わせたスケジュールを立てることです。

例えば、法律学科に通っていて、法律の勉強で誰よりも一歩前に出ているのであれば、他の苦手な科目や勉強したことのない科目に力をいれましょう。

一方で、何も勉強したことがないっていう人は、すべての科目を勉強することを受け止め、それに合わせたスケジュールをイメージしましょう。

自分の学力を客観的に分析して、現状を受け入れることが最も大切というわけです

基本となるスケジュールをアレンジする

自分のスタートラインを知ることが重要なことは分かったけど、結局は自分のスタートラインに合わせた勉強法を自分で考えないといけないの?

そんなことはありません。

公務員試験には、どの科目はどの時期に手をつけるべきかという、基本的なスケジュール感はもちろんあります。

例えば、民法は条文が1000条以上あり、これを試験一か月前に勉強し始めても間に合わないことは明白ですよね。

一方で、時事などは試験直前に勉強するのが一番効果的です。

このように、科目ごとに特徴があって、その特徴と自分のスタートラインを考慮して、自分なりにアレンジするというわけです。

じゃあ、自分のスタートラインは自分で把握するとして、基本となる勉強スケジュールを今回は紹介してくれるということ?
そうです!
このあとでも説明しますが、私はスタートラインはごくごく平凡だったので、勉強スケジュールは王道と言われるスケジュールで勉強しました。
だから、私のスケジュール感は多くの人に参考になると思います。

面接対策も同時並行で意識して行う

面接対策って・・・
筆記試験が終わってからで良くない?
いやいや。
公務員受験生は面接対策をおろそかにする傾向があります。
早めから少しずつ対策しておくことで、直前期に焦らなくなりますよ!

公務員試験の直前期って、色々な試験の筆記試験や面接試験が重なってきて、かなり焦ります。

そして、なによりも直前期は、筆記試験で落ちてはいけないという気持ちが強くなって、面接対策なんて全然する余裕がなくなります。

筆記試験が近くなると、面接対策には手が回らなくなってしまうんです。

だから、直前期ではない今のうちからコツコツと面接対策を行っていきたいものです。

面接対策っていっても、まずは自己分析から始めましょう。
自己分析は志望動機作りにも活用できるので、早めにやっておいて損は
ないですね!

自己分析の方法については、以下の記事を参考にしてください。

【勉強で忙しい人へ】時短でできる公務員試験の自己分析の方法を紹介!【最適な時期も】

【公務員試験】具体的な勉強スケジュールを紹介

では、具体的な勉強スケジュールを紹介します。

私は、全体としては、一年かけて公務員試験の勉強をしました。

具体的には、本試験がある年の前年の5月からスタート

ですので、基準点は5月になります。

実際の年間スケジュール
5月~数的処理・判断推理
憲法
6月~ミクロ・マクロ経済学
8月~民法
日本史・世界史・地理
9月~政治学
10月~行政法
物理・化学・生物・地学
11月~行政学
社会学
12月~財政学
教養論文
専門記述
(民法・憲法・経済学)
1月~倫理
2月~経営学
3月~時事やその他
このスケジュールで計画的に勉強することで、どの試験にも対応することができました。
自分の学力や勉強期間に合わせて、このスケジュールを調整すれば、合格できるだけ力はつきますよ!

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【科目ごとに紹介】勉強スケジュールのポイント

上記スケジュールにおける、勉強開始時期のポイントを説明したいと思います。

【大前提】なるべく捨て科目は作らない

公務員試験で中心となる科目は次の4つ。

早く手を付けるべき科目
  • 数的処理
  • 憲法
  • 民法
  • 経済学

この4つの科目は早めに取り掛かりましょう。

この4つを中心に勉強して、手が回らない科目は捨てようかな・・・

個人的には、捨て科目を作ることをおすすめしません

特に確実に公務員になりたい人、つまり全落ちしたくない人はですね。

というのも、公務員試験では、面接が超絶苦手でも筆記試験さえできれば合格できてしまう試験があるからです。

私も面接がかなり苦手。
でも、国家一般職では筆記が上位だったこともあり、面接が「普通」の評価でも10番台で最終合格できました。

公務員試験は面接は「普通」で大丈夫。

筆記試験で上位に入るように勉強すれば、確実に合格できて内定をもらえる試験は未だに数多くあります。

ただ、筆記試験で上位に入るには捨て科目を作らないことが条件。
面接が苦手だと思う人は、できるだけ捨て科目を作らずに勉強することをおすすめします。

【5月~】数的処理と判断推理

数的処理と判断推理は繰り返し解いて解き方を覚えれば必ず伸びる科目

範囲が広いため一番早く対策に乗り出すべし

この2つは、どの試験でも必要となり、できないと筆記で足切りにつながるということもあって一年という長い期間をかけて勉強するようにしてました。

私は、数的処理と判断推理がとても苦手でしたが、一年間毎日少しの時間でも勉強を続けた結果、他の人と同レベル、もしくはちょっとできるぐらいまでには成長しました。

一年間毎日勉強しても、正直、地頭がいい人には敵いません。

でも、それでいいんです。

本試験までに何とか他の人と同じレベルまでに引き上げて、それ以外の科目で勝てばいいのですから、足を引っ張らない程度まで頑張りましょう。

数的処理・判断推理が苦手だと合格は確実に遠のきます。
一番早くから勉強を開始しましょう!

【5月~】憲法

憲法は、内容は簡単だが、すべての法律の基礎となるので早めに一通り勉強すべし

全ての法律の土台には憲法があります。

ですので、民法などの法律を勉強する前に、学んでおく必要があります。

大きな山場である民法の勉強を早く始めたかったので、数的処理などと同時に始めました。

憲法は国の最高法規であり、法律科目の入門編。
数的処理と同時期に勉強を開始するのが良いでしょう!

【6月~】ミクロ・マクロ経済学

公式や理論の本質を知れば本試験では満点が可能

ただ、どうしても苦手な人は公式の暗記で乗り切ろう

経済学は、正直、試験直前に公式や理論を暗記すれば対応できる科目でもあります。

過去問を見たらわかるんですけど、本試験でもそんなにつっこんだ問題は出題されずに、公式に数字を当てはめたら解けるような問題が多いからです。

どうしても、経済学苦手だと思う人は、公式の暗記を頑張ればいいと思います。

ただ、つっこんだ問題、複雑な問題、ひねった問題に対応するには、経済学の本質を理解する必要があります。

公式の成り立ちなどを理解していると、どんな問題でも対応できるんです。

また、本質を理解していると、ケアレスミスもなくなります。

一応、経済学を大学で学んでいたので、そんなことだけは理解していました。

そういう理由もあって、深く理解するために、経済学を早い時期から勉強しはじめました。

そのかいもあってか、経済学はどの試験でも満点でした。

経済学は苦手な人はずっと苦手な科目。
早めに取り組んでみて、適性がないとわかれば、公式や理論の暗記に進路変更するのもあり。
勉強開始時期は、憲法を一通り学習し後の6月からスタートしてるみたいだね。

【8月~】民法

範囲が広い上に深い知識が求められる

憲法が終わり次第早めに取り掛かりたい

公務員試験の大きな山場。民法です。

民法は条文が多いわりに、深い知識が求められる科目。

さらに、どの公務員試験でも、総問題数に占める割合が多いのが特徴。

数的処理・判断推理をなんとなく理解して、落ち着いてきた時期に民法の勉強をスタートしました。

民法については、範囲が広く、理解できない人には辛い科目となるので、もう少し開始時期が早くてもいいでしょう。

公務員試験はこの民法と数的処理が出来るようになることが最重要。
7月は、経済学と憲法と数的処理を回して、落ち着いた8月から民法を本格的に勉強し始めたみたい。

【8月末~】人文科学(世界史、日本史、地理)

嫌煙されがちだが、浅い知識で対応できるため本試験では得点源に

ただ、範囲が広いため余裕をもってコツコツと対策

世界史に日本史に、地理・・・
範囲が広いし、高校生の時に覚えたもの以外は捨てようかな~
そう考えるのも無理もないけど、絶対に捨てないほうがいいよ!

確実に、捨てない方がいいです

薄く広く勉強していれば、確実に得点源になる科目です!

地理はまだ頑張れそうだけど、日本史と世界史なんてどっちもやってられませんよね。

でもね。この三つは範囲が広いだけなんです。本試験では薄い知識しか出題されません。

大学受験の択一試験のような問題はまぁ出題されず、ちょっとの知識で解けるような問題ばかりです。

また、社会学や行政学などを勉強する際に、日本史や世界史などの歴史を知っておくだけで、勉強しやすくなるので、捨てるのはもったいないかなと思います。

さらに、数的処理や文章理解が壊滅的にできない時に、これらの科目を勉強していると保険となります。

確実に合格したいなら、本試験までに時間がある人は捨てないほうがいいでしょう。

空いた時間にコツコツ勉強する科目。
数的処理や文章理解でしくじったときになにげに助けてくれる科目なので、絶対に勉強することをおすすめします。
ちなみに、勉強の開始時期は8月末ぐらいから。
直前期は絶対に手を出せないと思っていたので、この時期から始めたよ。

【9月~】政治学

他の科目と関連することが多いので勉強は必須

ただ、出題範囲は無限に広がるので深入りは禁物

知っていないと時事などを学習するときに苦労します。

また、社会科学などで出題されることがあり、一般教養対策になります。

範囲が少し広いので、少しづつ勉強しておきましょう。

他の学系科目や一般教養を勉強する前に一通り政治システムについては理解したいところです。

嫌煙されがちだが、浅い知識で対応できるため本試験では得点源に

ただ、社会学とか経営学などと同様に、政治学も出題しようと思えば範囲は無限に広げられます。

どこまで勉強すべきか判断が難しいですが、過去問で出題された内容は最低でも身に着けるようにしましょう。

【9月末~】自然科学(数学、物理、化学、地学、生物)

おそらく文系の人には一番捨てられる科目

しかし出題されるところは限られ、公式や理論の暗記で対応できるため勉強をおすすめする科目

勉強量はそれなりにあるので、空いた時間コツコツと勉強しましょう

世界史と日本史は勉強するけど、自然科学はさすがに捨てよう。
文系だし勉強しても理解できないだろうから。
心の声が漏れてるよ・・・
捨てるっていう選択肢もありだけど、私は勉強してました。

自然科学は一番捨てられる科目でしょう。

行政職の公務員試験を受ける人って文系の人が多いので、仕方がないですよね。

文系の人からすると物理と化学なんて意味不明な科目だから。

でも、私はこの科目も捨てませんでした。

過去問を見たらわかります。

この科目も得点源になります

ほんとに?
自然科学が得点源って疑わしいなぁ
過去問を見てとしか言いようがないんですが、ほんとなんです。
経済学と同じで、公式の暗記で楽々と解ける問題ばかりです。

日本史や世界史と同様で、深い問題は出題されず、浅い知識で解ける問題が出題されます。

ですので、深く勉強する必要はないですが、時間があるときにコツコツと勉強することをおすすめします。

世界史や日本史が落ち着いてきた10月あたりから勉強をスタート。
気分転換の隙間時間に少しづつ勉強をしていました。

【10月~】行政法

判例の暗記が中心

量が多いので早めの対策が必要だが、他の科目と要相談

行政法は判例の暗記だと思います。

この暗記する量が多いので、反復継続して勉強して暗記するために、私はこの時期から始めました。

ただ、最悪直前期の暗記で乗り切れるので、一通り勉強できたら後回しでも大丈夫だと思います。

その他時事など

選択する科目を、得意不得意を考えて各々のスケジュールを考えましょう

その他の科目は、そこまで力を入れてなかったので、各自の勉強の進捗状況に合わせて考えてもらえたらと思います。

【12月~】記述試験対策

教養論文と専門記述はともに、遅くとも本試験の三か月前から対策を!

択一試験対策に余裕が出てきたら、手を付け始めましょう。

記述試験は、何をどう勉強したらいいかわからないし、そもそも勉強しても意味あるの?

そんな風に思われがちな科目。

でも、足切りされないためにも最低限の勉強は必要です。

その開始時期が最低でも三か月前ですね。

教養論文と専門記述対策については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

勉強期間が一年以上または一年未満の人

・設定する勉強期間

・自分の学力

この2つを客観的に分析して、自分に合わせたスケジュールを構築する

今回紹介してくれたスケジュールは一年になってるけど、勉強期間が半年とか一年半の人にも参考になるの?
勉強の順番は今回紹介したとおりでいいと思うから、それを自分の勉強期間にあわせてアレンジすれば大丈夫かな!

一年間も勉強時間をとれないという人も多いと思います。

そんな人は、上記スケジュールを自分に合うようにアレンジしていただければと思います。

具体的に説明すると、数的処理と憲法は真っ先に勉強を開始すべきであるので、勉強期間を半年に設定している人も、まずは憲法と数的処理から始めましょう。

そして、半年に設定しているなら、上記スケジュールはもっとタイトになるので、すかさず重要科目である民法と経済学もすぐに勉強をスタートするべきです。

逆に、行政学や時事など、重要科目でないものは試験直前期に詰め込むだけでいいかもしれません。

さらにいうなら、自分の学力とも相談する必要があります。

民法や経済学に手間取って他の科目に勉強時間を割くことが出来ない場合には、自然科学は捨てるという選択を取った方がいいかもしれません。

これは、勉強期間を一年半に設定している人も同様です。

一年半に設定している人は余裕があると思うので、上記スケジュールにより余裕を持たせるイメージです。

・本試験までの時間
・自分の学力
この2つと相談して、上記スケジュールを自分に合わせたスケジュールにアレンジするのです。

まとめ:公務員試験のスケジュール設計は重要

勉強科目の多い公務員試験では、正確な勉強スケジュールを構築することはかなり重要です。

そして、このスケジュールの構築は難しく思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

上記で示したように、各科目の勉強開始時期の目安はあるのです。

それを自分に合わせてアレンジするだけです。

今回紹介したスケジュール感でしっかりと勉強を進めると、確実に一次試験は合格することができます。

ぜひ、自分なりにアレンジして、不安なく勉強を進めてもらいたいと思います。

参考になれば幸いです。

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