- 大学1年生や2年生から公務員試験勉強を始めるべきか?
- 絶対に公務員になるために大学1年生や2年生のうちからしておくべきこと
✔裁判所事務官一桁台合格
✔地元以外の自治体へ転職
✔ノンゼミ&ノンサー
絶対に公務員になりたい!
だから、勉強を頑張る!!
この気持ちめちゃくちゃわかります。
でも、その気持ちのまま公務員予備校の説明会にいってはだめです。
公務員予備校としては入ってほしいので、説明会に来た人の不安をあおって受講させようとするから。
がっつりと公務員試験対策を行うことよりも、大学1年生や2年生のときにやっておくべきことはあります。
それをやっているかいないかで、本格的に勉強を始めたときにライバルとの差がくっきりと出ます!
この記事では、大学1年生や2年生は現時点で何をすべきかについて紹介します。
今回の内容を参考にして、公務員試験対策でいいスタートダッシュをきってほしいと思います。
公務員になるためにしたほうがいいことを早く知りたい人は、「大学生1年生や2年生が今のうちからしておくべきこと」へ進んでください!
就職試験での一番の武器は「情報」。
それは公務員試験でも同じで、早めの情報収集が合否を分けると言っても過言ではないです。
というのも、1000時間以上勉強が必要な公務員試験において、本格的な勉強が始まると情報収集なんてする暇がないから。
一日数時間、多い時には10時間以上も勉強するのでほんとに余裕がなくなります。
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目次
大学1年生・2年生で公務員試験対策は早すぎる
結論を言うと、大学1年生や2年生で公務員試験勉強を本格的に始めるのは早すぎます。
確かに、公務員試験勉強を早くから始めるメリットはあります。
- 焦らずに勉強を進められる
- 苦手な分野を克服できる
- 幅広い分野をじっくりと勉強できるので高得点を望める
- 直前期に焦らず面接対策ができる
ただ、これらのメリットは一部の人だけが享受できるメリット。
多くの人は、以下で説明するような理由から、早く勉強することはおすすめしません。
公務員試験勉強はいつから←大学3年生からで大丈夫
確かに公務員試験は勉強量が膨大。
でも、その勉強も大学3年生からで十分間に合います。
合格するのに必要な勉強量
公務員試験では、30科目以上の勉強が必要です。
そして、公務員試験勉強に必要な時間は1000時間以上だと言われています。
最大手予備校TACの講義スケジュールから算定できます。
224回(一年間の講義回数)×3(一回の講義時間)=672時間
講義だけでも672時間必要。
同じ時間復習するとなれば、672×2=1344時間。
もし、大学3年生から一年間勉強するとなると、一日3~4時間ぐらいの勉強でいいんです。
大学3年生からの勉強でも十分に間に合うことがわかると思います。
また、勉強時間については、TACのライバル校であるLECも次のように回答しています。
試験によって異なります。
一般的には、国家総合職レベルでは10~15ヶ月、地方上級・国家一般職レベルでは7~12ヶ月、教養試験のみの市役所、警察官・消防官レベルでは4~10ヶ月、高卒公務員では4~10ヶ月ほどの勉強期間を考えておくと良いでしょう。
しかしもちろん、これよりももっと短い期間で合格する人もいます。
引用元:LECの公式HP
やっぱり最大でも一年間の勉強期間で大丈夫なんです。
早すぎると良くない理由
それなら、大学1年生や2年生から勉強したらもっと楽に勉強できるんじゃないの?
確かに早くから勉強を始めれば、一日の勉強時間は減ります。
ただ、早くから始めるのは次のような理由からあまりおすすめはしません。
- 試験まで記憶が続かない
- ライバルがいないので途中でだれてしまう
公務員試験の勉強は暗記がメイン。なので、早くから勉強するのではなく、一年間で詰め込んだ方が効率よく勉強ができます。
一年以上記憶を維持しなければならないのは、かなりの苦行です。
また、大学1年生や2年生というと周りはサークルやバイトなどで遊びまくっている時期ですよね。
そんな中で、一人だけコツコツと公務員試験の勉強をするのはかなりハードなんです。
周りが就活を意識し始める大学3年生のころから一気に勉強を始める方が、メンタル的にもかなり余裕をもって勉強をすることができますよね。
また、皆が大学受験を目指す高校3年生の頃が、最も勉強に集中できた時期ではなかったですか?
勉強に不安になる気持ちもわかりますが、早くから始めるメリットはあまりないので、焦らなくも大丈夫です。
【国家・地方公務員になるには】大学1年生・2年生の時はいろいろな経験をするべき
公務員試験勉強を早くから始めることは、面接にも悪影響を及ぼしかねません。
面接で話す内容と言えば、大学1年生や2年生の時に経験したバイトやサークル、ゼミがメインになりますよね。
高校生の頃の部活の話をする人はいないと思います。
そんな大学1年生や2年生のころに、公務員試験の勉強を中心として過ごしていると、面接で話せる内容がなくなります。
ただ、バイトを頑張れ、サークルを頑張れ、というようなことを言うつもりはありません。
公務員試験の勉強という公務員になるとき以外では一切役に立たないことに時間を使うのではなく、自分の好きなことや興味のあることに時間を使った方がいいということです。
大学1年生や2年生のころは、大学生のうちだからこそできることをしましょう!
公務員になるためにやっておいた方が良いことは次で紹介しているので、何か行動をしていたいという人は要チェックです。
▼公務員を目指す人の第一歩はこれ▼
【国家・地方公務員になるには】大学1年生と2年生が今のうちからすべきこと
そんな人は次の3つのことをやっておけばいいでしょう。
- 公務員試験の情報収集を行う
- 面接や論文対策の基礎を作り上げる
- 公務員の面接でアピールできる資格を取っておく
確実に公務員になりたい人はぜひ順番に取り組んでください!
公務員試験の情報収集
何となく地方公務員になりたいとか、国家公務員になりたいとか、考えている人はいると思います。
でも、詳しい内容はあまり知らない人が多いのかもしれません。
- 公務員試験に必要な試験科目ってどんなのがあるの?
- 公務員試験で出題される論文試験ってどんなことが聞かれるの?
- 国家公務員試験で出題される専門記述試験ってなに?
- 地方公務員にはA日程、B日程、C日程ってあるの?
- 国家公務員試験の官庁訪問ってなに?
色々なことがわからない状態だと思います。
公務員試験を受験する多くの人は、大学3年生から勉強をスタートさせて、徐々にこういった情報を知っていきます。
もちろん、勉強を始めてから知っていっても大丈夫なのですが、早い時期から公務員試験の情報を集めておくと有利になります。
というのも、勉強や論文、面接対策を先手先手で進めることが可能だからです。
今のうちから情報を集めておくと、大学三年生になったときに勉強に集中できますよ!
最も簡単に有益な情報を集めるならこのハンドブック。
大手予備校であるクレアールが無料で配布しています。
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面接や論文対策の基礎を作り上げる
公務員試験情報の収集と同時にしておいた方が良いのが、面接や論文対策のスタートダッシュをきっておくことです。
二度公務員試験を受験して感じましたが、面接や論文の基礎があるかどうかで合格率がグンッと上がります。
なので、面接や論文対策が手薄になってしまって、本試験直前になって焦ってしまうっていう人が多いんです。
本格的な対策は不要ですが、今のうちから基礎がしっかりしているとかなりリードできます!
具体的に何をすべきかというと、メインは「読書」です。
読書でコツコツと知識や考え方を積み上げるイメージですね。
そうすると、論文や面接で聞かれる次のような問題に対してスパッと回答できるようになります。
【国家一般職 令和元年度】
我が国は、「日本再興戦略2016」において、キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。
さらに、2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては、KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として、2027年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。
このような状況に関して、以下の図①,②を参考にしながら、次の⑴、⑵の問いに答えなさい。
⑴ キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で、我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について、あなたの考えを述べなさい。
⑵ ⑴ に照らして、キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。
※図は省略
我が自治体の問題点とそれに対する解決策を教えてくれますか?
ワークライフバランスについてどう思いますか?
試験直前になってこんな問題を見ると焦りますよね。
今のうちからコツコツと積み上げるのが大事なんです。
また、大学生の約50%ほどは一日の読書時間が0分だと言われています。
※【参考】第56回学生生活実態調査の概要報告
1年生や2年生のうちから読書を積み重ねていると、他の公務員志望者よりも知識量や思考力において圧倒的にリードできますよね。
とはいうものの、読書はお金がかかるし、時間もないし、そもそも読書が続かないという人も多いかなと思います。
私も読書人間ではなかったので、効率的に読書ができるサービスを利用していました。
次のようなサービスですね。
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一冊以上読むならこれらのサービスを利用したほうがコスパはいいですよね。
要約をたくさん読みたい人、じっくりとたくさんの本を読みたい人、活字は苦手だから耳で聞きたい人などなど、色々な読書スタイルがあるので、自分のスタイルにあったサービスを選びましょう。
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短時間でたくさんの本に触れられるので、時間がない人でも色々な考え方や知識を知ることができます。
一冊15分で聞ける便利な音声版もあるので、移動中にでも読書ができるのもおすすめポイント。
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公務員試験の面接でアピールできる資格や自己研鑽をしておく
公務員試験の情報収集とかよりもっと実用的なことをしておきたい人は「資格」をとっておきましょう。
公務員になってから使えて、面接でもアピールすることができる資格は次の2つです。
- 簿記
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
公務員にも会計課などがあるので、簿記はめちゃくちゃ活用できます。
また、公務員の仕事ではエクセルやワードをフル活用します。
ですので、MOSを取っていると面接でかなりアピールすることができますし、公務員になってからも活用できるので、一石二鳥なんです。
さらに、個人的に勉強しておいてよかったのが、「ボールペン字講座」ですね。
字がきれいだと、公務員試験の履歴書がきれいに書けるようになって印象がよくなります。
公務員になってからでも役に立つので、一番学んでおいてよかった資格かなと思います。
自己研鑽をしたい人は役立つ資格をとってみてもいいかもしれません。
簿記、宅建、ファイナンシャルプランナー、エクセル、ボールペン字etc.
本格的に資格を取得したり、自己研鑽をするために講座を受講するとなると数万円かかりますよね。
これがなかなか大学生には厳しい・・・。
でも、今の時代、月額制で講座を受講できるサービスがあるんです。
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どうしても今から本格的に公務員試験勉強を始めたい大学生へ
そんな人は、次の科目を少しずつ勉強しておきましょう。
- 数的処理、判断推理
- 憲法
- 民法
- 経済学
数的処理・判断推理は全ての公務員試験に必要で、かつ配点比率が高い科目。
憲法は法律の基礎となり、民法は勉強範囲が広いわりに配点科目が高く、経済学は単純に難しい。
このような理由から、この4つの科目は公務員試験で重要な科目となりますので、今のうちから触れておいてもいいかもしれません。
これらの科目を今から学ぶのは独学でもいいですが、やる気があるのであれば予備校の講座をとってみることをおすすめします。
どうせ勉強するなら、予備校の講座を取った方が長続きしますし、何よりも独学するよりもわかりやすいので効率的に勉強できます。
今は、一つの科目だけ受講できる通信講座もあるので、気軽に勉強を始められますよ!
アガルートは、通信講座では有名であり、価格を安く抑えることができます。
司法試験で実績を残している予備校であり、何よりもどこの予備校よりも単発でコスパ良く受講できるので、勉強の導入には最もおすすめできます。
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公務員になるには?と考える大学生からよくある質問
最後に、公務員になりたい大学生からよくある質問をまとめました。
気になるものがあればチェックして不安を解消してください。
公務員試験勉強のスケジュールはどんなイメージ?
公務員試験の勉強スケジュールは受験する官公庁によって異なります。
例えば、試験科目の多い国家公務員試験だと勉強時間が多くなるハードな勉強スケジュールとなります。
一方で、筆記試験をほぼほぼ廃止しているような官公庁があれば、論文や面接対策で済むこともあります。
多くの人が受験する国家公務員試験だと、一般的に1000時間以上の勉強時間が必要だと言われているので、1000時間を日にちで割るとより具体的なスケジュール感はわかると思います。
参考として、非高学歴の私が実際に1年間勉強したスケジュール感は以下の記事で紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。
➤【元書記官が解説】一年間の勉強スケジュール!公務員試験で上位合格した方法を紹介
公務員試験の勉強は大学3年生の夏休みや9月からでもOK?
何度も言うように、公務員試験は一年間勉強すれば合格レベルには確実に到達できます。
公務員試験は大学4年生の5月頃から始まるので、理想は大学3年生の5月頃から勉強をスタートさせることとなります。
もし8月からスタートさせるのであれば、3か月ほど遅れは取りますが、それぐらいなら全然挽回できます。
なんなら、短期集中型で勉強したほうがいいと考える人もいると思うので、そのような人は夏ぐらいから始めるほうが効率が良い場合もあります。
なにも心配する必要はありません。
公務員試験の勉強は大学4年生からだと遅い?
国家公務員試験を受験するのであれば、大学4年生から勉強を始めるのはさすがに遅すぎます。
よっぽどの覚悟がない限り、諦めたほうがいいでしょう。
ですが、それは筆記試験のハードルが高い国家公務員試験や地方上級試験の場合です。
ほとんど筆記試験が課されない市役所の試験であれば、大学4年生から勉強を始めても余裕で合格できます。
また、市役所だけに限られず、筆記試験をなくす官公庁は増えてきているので、県庁など大規模な仕事をする公務員にもなれる可能性は全然あります。
大学4年生だったら遅すぎると一律に考えるのではなく、まずは情報収集をしましょう。
大学4年生からでもなれる公務員は比較的たくさんあるので、的を絞って効果的な対策をしていきましょう!
まとめ:国家・地方公務員になるには焦りは禁物
二度公務員試験を受験しましたが、合格した人の多くが約1年くらいの勉強期間です。
一年よりも短い人も多いです。
一年ぐらい勉強すれば合格する試験、それが公務員試験なんです。
やみくもに勉強時間を長くして、ダラダラ勉強するのではなく、大学1年生や2年生のときだからこそできることに集中しましょう。
その隙間時間にちょっとだけ公務員試験の情報を集めたり、論文や面接試験のために行政政策について調べたりするだけで大丈夫です。
今回紹介した内容を参考に、公務員試験のいいスタートダッシュを切ってもらえたら幸いです。
就職試験での一番の武器は「情報」。
それは公務員試験でも同じで、早めの情報収集が合否を分けると言っても過言ではないです。
というのも、1000時間以上勉強が必要な公務員試験において、本格的な勉強が始まると情報収集なんてする暇がないから。
一日数時間、多い時には10時間以上も勉強するのでほんとに余裕がなくなります。
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80ページ以上のボリュームで、公務員試験の全体像から対策方法まで網羅的にわかりやすく情報がまとまっています。
無料なのがおかしいぐらい有益なので、時間があるなら今のうちから要チェックです。
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