- 公務員試験でも自己分析が必要な理由
- 自己分析を始める時期
- 自己分析の方法
公務員試験の面接対策をするにあたって、自己分析はなんとなくした方がいいというイメージは、皆さんあると思います。
でも、具体的にいつからどんな方法で自己分析をすればいいのかわからない人も多いでしょう。
今回は、自己分析を始める時期と方法に加え、お手軽に自己分析をする方法についても紹介しています。
自己分析をしっかりと行い、面接で差をつけましょう!
ですので、面接に自信がない人はぜひ実践してほしいです!
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目次
自己分析は公務員試験でも重要
民間の就活生と同様に、公務員受験生も自己分析は入念にしておくべきです。
理由はこの二つです。
- 説得力ある志望動機を作成するために必要だから
- 公務員の面接では人柄に関する質問が多いから
簡単に解説します。
自己分析は「説得力ある公務員の志望動機」を作るために必須
自己分析をすることで、志望する官公庁と自分の接点を見つけることが出来る
説得力ある志望動機を作るうえで重要なことは、「自分」と「志望する官公庁」との接点を見つけることです。
ここでいう接点とは、志望する官公庁と結びつけられるような経験談などのことをいいます。
例えば、経済産業省を志望する学生が、「日本全国の商店街を盛り上げて、日本の景気を良くすることに貢献したい」という志望動機を語ったとします。
これだけだと何ともいえない志望動機だと思います。
でも、これに「二か月間バイクで日本一周をするなかで、全国の商店街がシャッター街になっていて、それが地方の経済、ひいては日本の経済活動に悪い影響を与えているのではないかということに気づいた」というような経験談を添えたらどうでしょうか?
内容としては、今思いついたものなのでもっと練る必要があると思いますが、一気に説得力が増すと思います。
このように、自分がなぜその官公庁で働きたいのかということを、自分と官公庁との接点(今の例で言えば、全国一周をしたという自分の経験は経済産業省の仕事内容と接点になっています)から説明することができれば、志望動機作りは完成です。
そして、その接点を探すのに重要な役割を担うのが「自己分析」だということです。
自己分析をしっかりと行うことで、必ず志望する官公庁で働くための理由となる自分の経験などを探し出すことができます。
自己分析をして自分を知っていないと面接で困る
「職場に嫌な人がいたらどうしますか?」
「意見の対立があったらどうしますか?」
公務員試験の面接で多い質問が人間関係に関する質問です。
私は、新卒時と転職時に公務員試験の面接を経験しましたが、二度とも人間関係のことについてはかなり聞かれました。
この質問が多い理由は、いろいろと考えられます。
- 公務員はチームで仕事をする
- 人間関係で辞職する人が一定数いる
私は、二か所で公務員として働いていますが、「チームワーク」とか「コミュニケーション」って大事だなと常々思っています。
このことは面接官も同じであって、面接官も大切だと感じているから面接で質問することが多くなります。
そして、人事としては、新規採用職員がすぐに人間関係で辞められてしまっては困るんです。
採用の責任はありますし、何より辞めてしまったところの穴埋めを必死になってしなければなりませんからね。
新規採用職員がメンタルで辞職してしまうのは人事にとって死活問題なのです。
人間関係の質問に答えるには、自分のこれまでの経験から掘り起こしておく必要がありす。
自分の具体的なエピソードともに話せないと説得力なんてないからですね。
例えば、「私は人間関係では潤滑油です」みたいなことを主張したとしても、それに関するエピソードを複数持っていないと説得力がないのは当然ですよね。
また、民間の就活同様、以下の質問もかなりされます。
- 長所短所
- 学生時代に(前職で)がんばったこと
- 挫折した経験
当然、これらの質問に適切にこたえて、アピールするためにも自己分析は必要なのです。
公務員試験受験生が自己分析をする時期や方法
公務員試験における自己分析の重要性については分かってもらえたと思います。
では、「いつ」、「どんな方法で」、自己分析をすればいいのかということについてです。
公務員試験において自己分析をする時期
公務員になろうと思って勉強を始めたときに自己分析を同時並行で行うのがベスト
おそらく大学生であれば三年生の春か夏ぐらいから勉強を開始すると思うので、その辺りぐらいからですね。
早めにやっておくべき理由は、多くの人が筆記試験に必死になってしまって、自己分析をはじめとする面接対策をするのが面接直前期になるからです。
その時には、本試験もあるし、いろんな試験の面接も入ってくるしで、自己分析に時間をかけることができません。
つまり、直前期では遅いのです。
周りと差をつけるなら、勉強開始時から始めるべきですね。
公務員試験対策における自己分析の方法
自己分析の方法としては、二つです。
- 自分史の作成
- 想定質問に対応するエピソードを探して掘り下げる
自分史の作成
まずは有名な「自分史」を作成するという方法です。
自分史とは自分の年表ですね。
- 今までの経験を振り返って思いつく限りエピソードを時系列に書いていく
- 一つ一つのエピソードを「なぜ?」という形で深堀する
- 複数の経験から共通性を見つける
自分史の作り方は簡単に言えばこんな感じです。
まず、時系列に自分を振り返ります。
面接に使えるかどうかは関係なく、思いつく限りのエピソードを拾い上げます。
そして、そのエピソードを掘り下げます。
2の「なぜ」という問いかけは、次のような感じで深堀してください。
「なぜその行動をしたのか」
「なぜ頑張ることができたのか」
「なぜ壁にぶつかったときに乗り越えることができたのか」
「なぜその経験がこれからの仕事にいかせるのか」
そうすることで、自分を深く分析することができます。
結果として、複数の経験から共通する特徴や行動を見つけることができますよね。
それが、長所や強みになったり、志望動機で使えるエピソードになるかもしれません。
【私の例で言えば・・・】
アルバイトや裁判所で働いていた時に、「事務改善」というものを積極的に行っているという行動を発見できました。
アルバイトでは新しいマニュアルを作成したり、裁判所では新採用職員のための説明書を新たに作ったりしていたんです。
このことから、自己PRでは「課題を発見して解決する」ということを強みにアピールしていました。
高校生のエピソードより大学生の時のエピソードの方が面接では使いやすいですよね。
想定質問から考える
もう一つの方法は、想定質問から自分を掘り下げる方法です。
この方法は、想定問答集を作るついでに自己分析が出来るので効率的です。
方法としては例えば、「今までで挫折した経験は?」という質問があった場合。
それに対応するエピソードを3つほど思い出します。
そして、一つ一つのエピソードを自分史と同じように、「なぜ?」という形で深堀していきます。
こうすることで、挫折したエピソードを通して、自分自身を深く分析することが出来ます。
この方法の良いところは、想定質問をに対する答えを考えるついでに自己分析をすることができることです。
自分史という方法は、エピソードを思い出すきっかけがないので、やっていると辛くなる自己分析です。
一方、想定質問に対するエピソードから自己分析をする方法は、想定質問をきっかけとしてエピソードも思い出すことができますし、自分自身の性格や強みなども同時に分析することができます。
効率がいいですよね。
実際の面接では「他には?」というような質問がありえます。
自分の主張することは、複数のエピソード(根拠)で補強しておいた方が無難です。
共通項が自分の強みや弱みになる
自分史の作成や想定質問から自己分析をしていくと、共通するような性格や特徴を見つけられます。
その共通したものが、自分の強みや弱みになります。
その強みや弱味をもとに、エントリーシートを書いていけば、アピールできるエントリーシートを書けるようになります。
自己分析は誰かとやるのも効果的
今まで紹介した方法は自分一人で自己分析をする王道の方法です。
自分一人でも有益なのですが、他人とやるともっと効果的です。
他己分析がいいと言われていることからもわかりますよね。
自分史や想定問答について他人からフィードバックをもらいましょう。
お互いに想定質問をぶつけあうのも効果的です。
自己PRはどの試験の面接でも使うものなので、必ず人に添削してもらった方がいいですね!
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【公務員試験の筆記試験で忙しい人へ】簡単に自己分析をする方法
・勉強が忙しいからそんな暇がない
・試験直前期だから時間がない
こんな人もいると思うけど、その場合はどうすればいいの?
さらに、時間がない人もそうですが、自己分析を一人でやることが多いという人にも、「自己分析ツール」をぜひ使ってみてほしいですね。
自己分析ツールをなぜ使うべきかは次で詳しく解説します。
実際に私も、裁判所から県庁へ転職するときに、次で紹介する自己分析ツールを使いました。
特に、「OfferBox」と「キミスカ」の「人物像に関するコメント」等には助けられました。
ここに出る結果は、たくさんの質問に直感で答えた結果として出るものです。
なので、面接の中で面接官が直感で感じる私のイメージと合致することが多いんです。
実際、本番の面接では、ストレス耐性などでこの結果通りの質問をされました!
自己分析ツールに助けられることもありうるのでやっておいて損はないですね。
複数のコメントがあればより客観視できるので、時間がある人は両方やってみてください!
「新規登録」をクリックし、メールアドレスとパスワードを設定するだけ。
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たまたまかもしれませんが、やっておく価値はありますよね!
【公務員試験の自己分析】ツールを使うのがおすすめな理由
- 時間をかけずにさくっと自己分析ができる
- 自分では気づけない自分を知ることができる
理由はこの2つです。
時間をかけずに簡単に自己分析ができる
自己分析ツールは30分ぐらいの時間で、自己分析をすることが出来ます。
公務員試験生は勉強が大変だと思うので、さくっと自己分析をすることができるツールは非常に助かるアイテムです。
隙間時間にできるのがいいですよね。
自己分析ツールで気づいたことを起点として自己分析を行えば、かなり時短になります。
自分では気づけない自分に気づける
また、「自分では気づけない自分に気づくことができる」という点でも、自己分析ツールはおすすめです。
公務員受験生は、時間がないことが大きいのですが、自己分析を一人でやってしまいがちなんです。
でも、自分一人だけで行う自己分析には限界があります。
自分では自分の性格や強みって結構わからないものです。
わからないからこそ、「他己分析」なるものがお勧めの方法として紹介されています。
友達などと一緒に自己分析をする方がかなり効率がいいんです。
人に指摘されて初めて気づくことって、これまでにたくさんあったと思います。
他の人の意見を聞くと、自分では気づいていなかった部分に気づくことができるんですよね。
自己分析ツールを使うと、「他己分析」と同様に、自分では気づけなかった性格や強みに気づくことが出来ます。
【公務員試験の自己分析】おすすめの自己分析ツール
しかも、簡単な質問に答えてメールアドレスを登録するだけなので、すぐに使えます!
お勧めの無料でできる自己分析ツールは以下の2つです。
「Offerbox」のおすすめポイント
- 社会人基礎力
- 次世代リーダー力
Offerboxでは、社会で働いていく中で求められる力を診断してくれます。
特に社会人基礎力は大事なんです。
経済産業省が大々的に提唱した内容であり、公務員試験の面接でもチェックされる能力だからです。
「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。
引用元:経済産業省のHP
経済産業省が提唱するくらいだから、他の官公庁も重視しますよね。
Offerboxでは、社会人基礎力と次世代リーダー力について、偏差値で結果を示してくれます。
質問は250個ほどあるので、かなり正確なデータが出てくると評判ですね。
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「キミスカ」のおすすめポイント
150問の質問に答える適性検査で、客観的な数値を示してくれる
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
- 人物像及び人材活用に関するコメント
キミスカではこれらのことについて、グラフなどでわかりやすく自分を知ることができます。。
戦闘力って面白い数値ですよね。
先ほども言いましたが、項目10のコメントにはかなり助けられました。
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自己分析後にすべきこと
自己分析ツールや自分史などで自分の強みをいくつか見つけることが出来れば、その強みの過去と未来を考えましょう!
過去とは、
- どんなエピソードがあるのか
- どんな問題・悩みがあったのか
- どんな解決をしたか
- どういう結果が得られた
などを洗い出します。
未来とは、強みをどのようにして公務員の仕事に生かすのか考えることです。
過去と未来は確実に聞かれます。
自分自身のことなので悩まずに簡潔に答えられるように準備しておきましょう!
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まとめ:自己分析は早めの対策&便利なツールを使いましょう!
公務員試験において、自己分析は早めに手をつけるべきです。
方法としては、一人でできますが、自己分析ツールを使えば客観的な視点を取り入れながら行えば効果的です。
この記事で紹介した方法を駆使して、面接でライバルと差をつけましょう!