- 地元以外の自治体を受験することは考え方によっては有利
- 地元以外の自治体の説得力ある志望動機の作り方
- 地元以外の自治体の志望動機を作るためにすべきこと
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✔地元以外の自治体へ転職
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「縁もゆかりもない」というピンチはチャンスに変えられる
二度公務員試験を受験してこのように確信しています。
だから、地元以外の自治体を受験するとしても、何も心配することはありません。
でも、多くの人は「その自治体の良いところを選んで張り付けただけの志望動機」を作ってしまい、合格するチャンスを逃しています。
「なぜ地元以外のその自治体をあえて志望するのか」
当たり前だと思われるこの視点を、大多数の人は志望動機の中に組み込めていません。組み込めていてもあいまいです。
そこで、今回は、地元以外の自治体を志望する理由に焦点を当てて、志望動機を作るコツについて解説します。
合格したときの実例で具体的に解説です。
この記事を読めば、地元以外の自治体の志望動機を作るためのきっかけをつかめます!
では、始めましょう。
面接で一番怖いのが「面接官が直感でする質問」。
ふいにズバッと質問されるんです。
完全に運任せなのて対応が難しい・・・。
でも、有効だった対策がありました。
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公務員試験の面接で地元以外の人は不利なのか?
縁もゆかりもない人には面接官は少なからず興味を持っている
縁もゆかりもない自治体を受験するとき、志望動機に悩みますよね。
私も、悩みました。
そして、新卒時の公務員試験では、よくわからない志望動機を作った記憶があります。
地元の人は有利だけど・・・
地元だという逃げ道は、逆につまらない印象を抱かせる
たしかに、その自治体が地元である人がその自治体の採用試験を受験することは、筋が通ってますし、説得力ある志望動機を言いやすいですよね。
当然です。
でも、考えてみると、その自治体が地元である人の志望動機って似たような内容になっている可能性があります。
「ずっと住んでいて好きだからこの町で働きたい」
「地元の発展に貢献したい」
みたいな感じです。
面接官が志望動機を掘り下げていくと、答えに窮した受験生はこの言葉に逃げます。便利ですからね。
私が面接官であるならば、「またその志望動機か」ってなります。
もちろん全員が全員そのような志望動機ではなく、しっかり説得力ある志望動機を言っている人もいるでしょう。
でも、多くの人が地元であることを武器とします。
地元以外の受験者は不利ではなく、目立つので逆に有利
もし、自分が面接官だと、縁もゆかりもないもない受験生が来たら、こう思いませんか?
偏屈な面接官でなければ気になるはずです。
縁もゆかりもないからこそ面接官は注目しているのです。
だからこそ、面接官は志望動機についてガンガン突っ込んだ質問をしてくるのです。
私もかなり突っ込まれました。
その注目されている中で、当然ですが、面接官をがっかりさせるようなしょうもない志望動機は言ってはいけません。
ただでさえ目立っているのに、余計目立って不合格です。
逆に、縁もゆかりもないのに、説得力のある志望動機を言うことができれば、面接官はいい印象を持つでしょう。
志望動機が良ければ印象が良くなるんですから、これはチャンスなんです。
縁もゆかりもないからこそ、合格する可能性が秘められているのだと思います。
【実例で解説】地元以外の自治体の志望動機に説得力を持たせる方法
地元以外の自治体を受験する人が、志望動機に説得力を持たせる方法を解説します。
地元以外の人が乗り越えるべき質問
「なぜ地元の自治体ではなくて、この自治体を志望するのですか?」
これは、地元以外の自治体を受験する人が、説得力を持って絶対に答えないといけない質問です。
一般的に考えて、生まれ育った地元の自治体に就職して貢献したいと考えるのが普通ですよね。
地元以外の自治体をわざわざ受験するからにはしっかりとした理由があるはずなんです。
だからこそ、面接官は確実にこの手の質問をしてきます。
「わざわざどうして地元以外の自治体を受験するの?」って。
地元以外の受験者は必ずこの手の質問には答えないといけません。
ただ、逆に言えば、地元以外の自治体を志望する理由を明確に言えることができれば、合格は目前だと言っても過言ではありません。
地元以外の人が説得力ある志望動機を作るために必要な要素
地元以外の自治体を受験する人が、説得力ある志望動機を作るには、次のような志望動機を作るべきです。
「自分」と「志望する公務員」とを強く結びつけることができている志望動機
言い換えると、「自分」と「その自治体」との接点を見つけることができれば、説得力ある志望動機をつくることができます。
「自分」と「その自治体」が「点」で強く結びついていれば、説得力は格段に増します。
なぜなら、地元以外である「その自治体」を受験する理由を明確に語ることができるから。
例えば、一番「接点」を持つことが出来ている志望動機は、地元出身者の志望動機ですね。
地元であるということが、「自分」と「自治体」を強く結びつけれらていますよね。
当然っちゃ当然ですよね。
地元以外の人はどうすればいいの?
地元以外の人は、「自分」と「地元以外の自治体」との接点を、地元というキーワード以外で探すしかないです。
例えば、現在観光業の仕事をしている社会人や、観光学について学習している学生さんならば、「自分」と「地元以外の自治体」との接点は、「観光」で探すのがいいかもしれません。
もし、その地元以外の自治体が観光政策に力を入れていたり、先進的な取り組みをしていれば、地元じゃないけれど「その自治体」で働きたい理由を語れますよね。
こんな感じで、なんでもいいので、自分と自治体との接点を探して、他の自治体ではなくて「その自治体」を受験する理由を語るるようにしましょう。
とにかく、「地元以外の自治体」と「自分」を強く結び付けられる理由(接点)を探すべきですね。
実際の志望動機を使って詳しく解説
私は転職の時、「自分」と「自治体」の接点を意識して作成しました。
具体的には次の志望動機です。
私は、貧困に困っている人たちの支援をしたいと考えたので、この自治体を志望しました。
現職の仕事において裁判に立ち会う中で、貧困が原因で借金苦に陥り民事執行をされてしまう人、貧困が原因で犯罪に手を染めてしまう人など、貧困が人々の生活にいろいろな悪影響を与えていることを目の当たりにしました。
裁判所は公平中立な立場が求められる以上、積極的な手助けをできないことへのもどかしさを日々感じるようになり、日に日に貧困を解決するような仕事に携わりたいと考えるようになりました。
裁判所で働く中で、
・貴県では貧困問題が問題となっていること
・一方で貧困問題に対して積極的で先進的な政策を数多く打ち出していること
を知り、貴県において私もともにこの問題への解決に貢献して働きたいと考えたので志望しました。
(内容を少しいじっているのでいびつな文章になっているかもしれませんが、ざっくりと言えばこのような内容の志望動機を言いました。)
この志望動機の中での、「自分」と「自治体」の接点は、「貧困問題」です。
貧困というキーワードを用いようと思ったきっかけは自己分析です。
自己分析をするなかで、「貧困問題」というキーワードなら今までの経験から具体的に語れて、自治体の志望動機にも使えそうだと思ったので、「貧困」を軸に志望動機を考えるようにしました。
そして、「貧困」を軸に自治体を調べていると、志望先に自治体が「貧困問題」に悩まされていると同時に、積極的な解決をしているという特徴を知りました。
そこで、「貧困問題」というキーワードを使って、地元の自治体ではないけど「その自治体」を志望する理由を考えました。
今までのことをまとめると次のようになります。
自己分析により「貧困問題」というワードを見つける。
「貧困問題」で自治体を調べると、その自治体の弱みであることを知る。
「接点」=「貧困問題の解決」
この接点を軸に、「自分」(=貧困問題を解決したいと思った自分の経験)と志望する自治体(=問題となっている貧困を積極的に解決しているという他の自治体よりも際立っている特徴)を強く結びつけられていますよね。
このように、「自分」と「志望する自治体」を何かで結び付けることで、他の自治体ではなくこの自治体を受験した理由が面接官にはわかります。
地元以外の自治体を受験する場合であっても、「自分」と「自治体」の接点を見出して、自分の経験などからその自治体で働きたい理由を語ることができれば、志望動機は説得力あるものになるわけですね。
まだまだ不安な人は悩みをお聞きしますよ!
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地元以外の自治体の志望動機を考える方法
具体的にどうやって志望動機を作っていけばいいのかな?
ここからは、具体的な志望動機の作り方について解説します。
基本のステップは次の2つです。
- 自己分析をする
- 自治体研究をする
今までの説明でもわかるように、地元以外の自治体の志望動機を探す上で大切なのは「自治体との接点を探すこと」ですよね。
接点を探すには、自己分析をして地元以外の自治体とつながりそうな経験等を探すことが必要です。
自己分析にまだまだ不安人は以下の記事を参考にしてください。
自治体研究の3つの方法について、行動に起こしやすい順番で並べました。
- 自治体の政策や強み・弱みなどの特徴を徹底的に知らべる
- 自治体を散策する
- 実際に職員の話を聞く
地元以外の自治体の志望動機を考える方法① 政策や強み・弱みなどの特徴を徹底的に調べる
調べることで自分との接点が見えてくる
まずは、徹底的にその自治体のことを調べましょう!
地元じゃない自治体の志望動機を考えるときに必要なことは、「自治体」と「自分」の接点を探すことです。
でも、何もしらない状態では、接点を見つけて、「自分」と「自治体」を結びつけることができません。
どんな些細な情報でもいいので、「自分」との接点を探すために徹底的に調べましょう。
簡単な情報から調べる
政策とか難しいし、覚えられないよね
調べるというと、まずは特徴的な政策を調べてしまいそうになりますが、簡単なところからでも大丈夫です。
例えば、人口構成や地理の特徴、特産品など、簡単に調べられるところから調べていきましょう。
人口構成を見るだけでも、その自治体が抱えている問題や、又は強みが見えることも多いです。
その理由や解消するために行っている政策などを調べたりすることで、自分との接点を見つけられるかもしれません。
志望動機で使いやすいのはその自治体ならではの情報
その中で、志望動機として使いやすいのは、その自治体オリジナルの情報だよ。
具体的には、次のような内容です。
- その自治体がオリジナルで実行している政策
- その自治体が先進的に行っていること
- その自治体にしかない魅力
これらの情報は、「他の自治体ではなく、あえてこの自治体を志望する理由」につながりますので、志望動機としては使いやすいですよね。
こんな感じのものを使って「自分」と「自治体」を強く結び付けられそうであれば、それを志望動機に使うのが良いでしょう。
私の志望動機の例で言えば、「貧困問題の解決」でしたね。
他の自治体よりも先進的にかつ積極的に取り組んでいたので、私の経験と結びやすかったです。
「自分の過去の経験」と結び付けることが出来る「その自治体オリジナルの情報」を見つけることが出来れば、地元の自治体や他の自治体ではなくこの自治体を志望する理由を明確に説明できると思います。
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調べる方法
調べる方法は、自治体のホームページを見るだけでいいです。
今の時代、どこの自治体もホームページで多くの情報を公開しています。
情報は公開する時代ですからね。
おすすめなのは、その自治体の「長期的な基本方針」です。
課題や解決方法などが簡潔にまとめられていてわかりやすいですね。
受験する自治体のホームページをくまなく調べて、その自治体のことを知り尽くしましょう。
調べていくと、自分と何かしら関連する情報が出てくると思います。
「自分」と「自治体」の接点ですね。
それがみつかれば、その接点を軸にして、説得力のある志望動機を作り上げることができます。
地元以外の自治体の志望動機を考える方法② その自治体を実際に散策する
実際に肌で感じることで、自分の実体験や考えを志望動機に入れることができ、志望動機が抽象的なものから具体的で説得力のあるものになる
次に行うことは、その自治体に実際に行ってみるということです。
できれば、面接までには何回か訪問しましょう。
訪問することで、調べていた情報を実際に目で見ることができ、その情報がより具体的な情報へと生まれ変わります。
さらに、経験したことや経験したことで感じたことを志望動機に組み込むことができ、より具体的で説得力のあるものになります。
調べただけの情報で作った志望動機ってなんだか抽象的で、熱意が伝わりません。
でも、実際に訪問してみて感じたことを志望動機で言うと、かなり具体的なものになるというわけです。
例えば、志望動機で「観光政策に取り組みたい」ということを言おうと考えている場合。
「この町は〇〇ということに力を入れていてその部分に共感したので、私もともに観光分野の発展に貢献したい」と言うより、
「私は実際にこの町を訪れて、〇〇という政策の△△の部分が素晴らしいと思った一方で××の部分は改善する必要があると感じたので、その部分を改善しつつ貢献したい」というほうが、
具体的でかつ自分の考えを持っていていいな、と思われますよね。
おおげさな例ですが、自分の実体験と考えを入れたほうが、志望動機に説得力が増します。
地元以外の自治体の志望動機を考える方法③ 実際に職員の話を聞く
説明会には必ず参加し、できれば職員と話をしよう
何かの書籍では、実際に職員にアポをとって話を聞きに行くという方法が紹介されているのをよく見ます。
他にも、役所でバイトをしてみるとか、直接アポをとって訪問してみるとかが、色々なところでおすすめとされています。
これを実践するだけの実行力がある人はすごいと思います。
できることならやった方がいいでしょう。
面接で話せるネタにもなりますし、実際の職員の話を聞いた話を志望動機に入れると具体的な志望動機になりそうですよね。
その代わりに、説明会などで職員と話をすることから始めたらいいかも。
説明会に参加して職員と話すというほうが現実的でいいと思います。
自分がその自治体を調べる中で感じたことなどを、説明会に参加している職員に聞いてみることで、何か志望動機に使えそうな内容を聞き出すことができるかもしれません。
さらに、ホームページだけでは得られない情報を手に入れることができるかもしれないので、ぜひ説明会があるなら参加して、職員と話してみましょう。
【最後に】作成した志望動機は添削&補強する
作成した志望動機は添削してもらい、自分の性格との整合性をチェックしましょう!
簡単に説明します。
自分の性格や傾向との整合性をチェックする
まずは、自分の性格とのズレが無いかチェックしましょう!
なぜなら、「接点」を上手にみつけて地元以外の自治体の志望動機を作れたとしても、その内容が受験生の性格等とズレていたら説得力がないからです。
例えば、「大学では観光についての研究をしていたから、観光の分野でガンガン政策を立案したい」という志望動機を言う場合。
面接の受け答えでは「内向的な性格」であるかのような受け答えをしていては、説得力ありませんよね。
内向的な性格なのに、周りを引っ張って政策を進めることができるのか面接官は不安になります。
この不一致は自己分析と比較することで解消できますので、一度冷静になって志望動機が正確と一致しているかチェックしましょう。
志望動機を添削してもらう
志望動機は添削してもらってなんぼのものです。
一人よがりの志望動機ほど危ないものはありません。
添削してもらう相手は、なるべく公務員に精通した人に相談しましょう。
提出してしまったら手遅れですので、提出前にできる限りみてもらいましょう!
添削してもらう相手がいない人は、ココナラで添削してもらうのもありです。
元公務員や予備校講師に添削してもらえるので、効果的に志望動機作りを行えます。
飲み会程度の費用で添削可能
まとめ:まずは自分との接点を探す
最優先にすべきことは、志望動機で話せるような「自分」と「その自治体」との接点を探すことです。
そこが説得力ある志望動機を作るための第一歩となります。
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