- 公務員の志望動機作りが難しい理由
- 社会人が公務員へ転職するときの志望動機作りは簡単な理由
- 社会人が公務員の志望動機作りの3ステップ
- 志望動機作りに参考になるツールやサイト
✔裁判所事務官一桁台合格
✔地元以外の自治体へ転職
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私は、新卒の就活と転職で二回公務員試験を受けましたが、転職時の志望動機の方が断然作りやすかったです。
それは、一度公務員試験を経験しているからではありません。
社会人として公務員に転職する人の方が、志望動機を作りやすいしっかりとした理由があるからなんです。
今回はその理由について解説します。
そして、志望動機の作り方のノウハウについても、私が転職の際に言った志望動機を使って詳しく説明します。
この記事を読めば、必ず志望動機を作るヒントを得られるはずです。
それでは具体的な説明に入ります!
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一度就活経験があるので、転職者は新卒の人と比べて面接には強いはず。
ただ、それでも、「面接官が直感でする質問」ってアドリブ力や頭の回転力が求められて難しいですよね。
半分運任せで、対策が結構難しい・・。
でも、転職時に助けられた方法がありました。
公務員受験生があまり使わない「自己分析ツール」の活用。
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目次
内定のご連絡いただきました
社会人経験者が公務員へ転職:志望動機作りは簡単です
公務員の志望動機って初めて考える人にとっては難しく感じますよね。
でも、実は、社会人が転職して公務員になる場合の志望動機って作るのはそこまで難しくありません。
大学生の方がよっぽど公務員の志望動機作りに悩みます。
公務員の志望動機を作るのが難しく感じる理由
なぜ公務員になろうと思ったの?
他の自治体ではだめなの?
この質問に答えるには、自分と公務員との接点から答える必要があります。
急にふと公務員になりたいと思う人はいません。
必ず、公務員との何かしらのきっかけ(接点)があって、公務員になろうと考えるからです。
公務員とのきっかけ(接点)とは、例えば次のような感じですね。
- ネットの情報を見て待遇の良い公務員に惹かれた
- 公務員の友人に勧められた
本音の公務員になろうと思ったきっかけなんてなんでもいいんです。
でも、そんな本音を面接で言えるはずがありません。
そのため、建前の理由を考えないといけないのですが、これが難しいんですよね。
つまり、面接で言えるような「公務員との接点」を考えるのが難しいということが、公務員の志望動機を考える障害となっています。
公務員との接点がない
⇩
公務員を目指した理由を明確に語れない
⇩
公務員の志望動機を考えるのが難しい
決してそれは悪いことではありません。
ただ、それが公務員を目指すきっかけになっているから、公務員の志望動機作りは難しいというわけです。
社会人経験者は公務員の志望動機を簡単に作れる理由
でも、社会人は、意外と簡単に公務員の志望動機を作ることができます。
なぜなら、社会人として働いていると、「公務員との接点」は見つけやすいからです。
例えば、教育関係の仕事を現在している人は、教育など福祉の関係のことで公務員との接点を見出すことができます。
また、銀行で働いている人ならば、中小企業の支援のようなことをしていたと思うので、企業を支援するということで公務員との接点を見出すことができます。
これを志望動機に落とし込むと次のような感じですね。
「銀行員の仕事をしている中で〇〇と感じることが多くなり、この〇〇という問題を解決するために××という取り組みを公務員として取り組んでみたいと考えるようになったので、△△市で働きたいと思った」
このように、社会人として働いていると、自分の仕事の経験から、公務員の仕事とのつながりを探すことは容易です。
一方で、大学生は社会人より志望動機作りに悩みます。
大学生は、大学とアルバイトという枠組みの中で生活することが多いので、なかなか公務員とのつながり(接点)を探すことが難しいからですね。
大学生活の中で、公務員とのつながりがある体験ってそうそうしないですよね。
だから、なぜ公務員になりたいのかを上手く説明することができないので、志望動機作りに悩んでしまいます。
だから、社会人が公務員の志望動機を作ることはそこまで難しくないのです。
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【例文紹介】社会人経験者が公務員に転職時の志望動機の作り方
社会人は、公務員の志望動機作りを恐れる必要はないことをわかってもらえたと思います。
次は、どのように志望動機を作っていけばいいのかということです。
具体的には次のステップです。
- 接点を見つけるために志望する官公庁を研究する
- 1で見つけた接点からやってみたい仕事を探す
- 1+2を軸として志望動機の肉付けを行う
この作成手順で考えた実際の志望動機は次のとおりです。
私は、貧困に困っている人たちの支援をしたいと考えたので、この自治体を志望しました。
現職の仕事において裁判に立ち会う中で、貧困が原因で借金苦に陥り民事執行をされてしまう人、貧困が原因で犯罪に手を染めてしまう人など、貧困が人々の生活にいろいろな悪影響を与えていることを目の当たりにしました。
裁判所は公平中立な立場が求められる以上、積極的な手助けをできないことへのもどかしさを日々感じるようになり、日に日に貧困を解決するような仕事に携わりたいと考えるようになりました。
裁判所で働く中で、
・貴県では貧困問題が問題となっていること
・一方で貧困問題に対して積極的で先進的な政策を数多く打ち出していること
を知り、貴県において私もともにこの問題への解決に貢献して働きたいと考えたので志望しました。
簡略的に紹介しているので、少し変に感じるかもしれませんが、こんな内容の志望動機を伝えていました。
転職時の志望動機作りステップ1 :接点を見つける
先ほども言ったように、公務員の志望動機で最も重要なのは、「公務員との接点を探すこと」です。
これが出発点となり、志望動機の軸となります。
そして、接点を探すためには、志望する自治体の情報をくまなく調べましょう。
探し方のポイントは、2つです。
- 自分の経験と結び付けられそうな特徴を調べる
- 他の自治体にはない特徴を調べる
自分と結び付けられる特徴を調べることが出来れば、公務員になろうと思ったきっかけを語ることができます。
さらに、 その内容がその自治体特有のものであれば、他でもないその自治体を志望する理由を語ることができます。
私の志望動機では、「自分」と「自治体」の接点は、「貧困問題」を使っています。
裁判所で働く経験から貧困について興味を持ち、志望先の自治体でその解決に取り組みたいという風な流れです。
「貧困問題」が接着剤になっています。
貧困問題を起点として志望する理由を語っているので、違和感なく志望する理由を語れていると思います。
志望する自治体は、全国的に比べて貧困問題が顕著になっている自治体でした。
これは他の自治体よりも際立った特徴ですよね。
さらに、その貧困問題に対して積極的な政策を打っている点も、他の自治体にはない特徴だと言えます。
このことによって、自治体を志望する理由を強く語れていて、志望度合いの高さをみせることができています。
こんな感じで、自分の経験と結び付けられそうで、かつ、特徴的で他にはないその自治体の特徴を探しましょう。
手前味噌になりますが、私の志望動機で言えば、転職先の公務員と自分を「貧困問題」という接点でつないでいるので、公務員から公務員へ転職する理由には一応の論理的な理由があります。
【なぜ公務員になりたいのかの説明が出来ている】
さらに、転職先の自治体は、全国的に比べて貧困問題に悩まされているが積極的に対策を講じている自治体ということで、他の自治体ではなくその自治体を受ける理由を説明できていると思います。
【どうしてその自治体なのかの説明ができている】
その強みを基に、自治体をしっかりと研究して、自分と自治体との接点を探しましょう!
転職時の志望動機作りステップ2 やってみたい仕事を探す
自分の仕事の経験から公務員との接点を探すことが出来たら、次は公務員として何をやりたいのか語る必用があります。
「公務員になりたいきっかけはわかったけど、じゃあ具体的に何がしたいの?」という疑問が面接官には生じるので、そこを説明しないといけないからです。
やってみたい仕事については、当然、次のような感じではだめです。
「何となく市民に貢献したい」
「なんとなく経済の活性化を行いたい」
「なんとなく観光を盛り上げたい」
今働いている、もしくは働いていた会社を辞めてまで公務員になろうとしているのですから、どんな分野でどんな仕事をしたいのか語るべき必要があります。
あくまでも、説得力ある志望動機を作るための「やってみたい仕事」を探すのです。
ここでも建前を使うんです。
探し方としては、自分と公務員との接点に関係する仕事を探しましょう。
例えばつぎのような感じ。
公務員との接点を「教育関係の仕事をしていること」にするなら
⇒子育てや福祉の仕事をやってみたいと仕事にする
公務員との接点を「現在銀行員として中小企業の支援の仕事をしていること」にするなら
⇒県内(又は市内)の企業を支援する部署で働きたいことにする
私の志望動機で説明すればこうです。
公務員との接点を「裁判所で働く中で貧困という問題に直面した」にしているので、「貧困問題を解決する政策に携わりたいということ」をやってみたい仕事にしています
やってみたい仕事は、自分の経験と結びついていて、経験から具体的に話せるほうが説得力がありますよね。
ポイントとしては、本当にやってみたい仕事が他にあるとしても、今までの経験からやってみたい仕事を語るということです。
よっぽど他のことを上手に説明できるならいいですが、そこまでの自信がないなら、自分の経験からやってみたいことを語った方が、面接官としても納得できるものになります。
でも、私の志望動機では入れなかったよ。
長くなるからっていうのもあったし、面接で聞かれたら具体的に何がしたいのかを話そうと思っていたから!
転職時の志望動機作りステップ3 ステップ1と2を軸として肉付けを行う
ここまでくれば面接の軸は完成です。
最後に、肉付けを行っていきます。
そして、この肉付けで大切なのが、「なぜ」という意識で考えていくことです。
ステップ1では、自分と志望先との接点を探しました。
その接点を起点として、なぜ公務員への転職を考えたのかを考えます。
自分の今までの経験から感じたことや見たことを使って肉付けしていきます。
私の志望動機で言えば、接点は「貧困」ですよね。
じゃあ、なぜ貧困を起点して公務員への転職を決意したのかを考えます。
私の志望動機では、今の仕事では何の解決ができないというもどかしさを感じていることを使って、志望動機を肉付けしています。
「なぜ」という視点の他にも、自己PRを取りいれて、志望動機の肉付けをしていくのもいいでしょう。
ステップ2で考えた「やってみたい仕事」のところで、今までの仕事で身に着けた能力などをアピールして語れるといいでしょう。
ステップ1と2で志望動機の流れはできています。
そこからは、「なぜ」という視点や自己PRなどを使って、志望動機に肉付けを行っていきましょう。
まだまだ不安な人は、転職経験者の私でよければ、相談してくださいね!
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【参考】
➤【例文で解説】簡単に地元以外の志望動機を作る方法!縁もゆかりもなくても地方公務員になれます
➤裁判所事務官の面接カード記入例を紹介!法学部以外でも一桁合格できた志望動機の考え方
➤【実例紹介】国家一般職10番台合格者の面接カードを公開!こんな内容でも大丈夫です
社会人経験者が公務員の志望動機作りで参考になるもの
最後に、志望動機を作成する上で参考になるツールを紹介します。
添削サービス
志望動機は一人で考えていても煮詰まります。
何でもそうですが、人に相談・添削してもらうことで固まっていきます。
なので、ある程度志望動機の下地ができたのであれば、次は誰かにみてもらうようにしましょう。
ただ、公務員の志望動機に詳しい人はあまりいませんよね。
ですが、ココナラなどのサービスを活用すれば、元公務員や予備校講師に添削してもらうことが可能です。
飲み会程度の費用で添削可能
自己分析ツール
面接対策で自己分析は必須だと思いますが、志望動機作りでも必須です。
上でも説明したように、公務員の志望動機作りは、自分の経験から公務員との接点を探すことから始まります。
つまり、自分の経験を洗い出す必要があります。
さらに、志望動機で自己PRを取り入れる際にも自分のことを分析することが必要ですよね。
ですので、また違った自分を発見するためにも再度の自己分析は必須です。
そして、自己分析の方法としておすすめなのが、自己分析ツールを使う方法です。
時間がない社会人でも、すぐに自分の特徴をつかむことができます。
なにから始めようか迷っているなら自己分析ツールを使ってみてはどうでしょうか。
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自治体のHP
志望動機作成で自己分析以外で大切なことは、志望する自治体を調べることです。
自治体を調べることで、自分との接点をみつけることができます。
自治体を調べることで、やってみたい仕事を探すこともできます。
自治体のことを調べるのは、志望動機作りにおけるスタートラインですね。
自治体のことを調べる方法で、一番有効なのは、自治体のHPをくまなく調べることです。
HPの中で見ておくべきところは、自治体の基本計画に関するページです。
基本計画では、
- その自治体の強みや弱み
- これからの将来像
- 解決すべき課題
- 課題の解決策
などが記載されており、読むだけでその自治体のことをおおまかに知ることができます。
【東京都】
【大阪府】
例えば、東京都と大阪府はこんな感じで、これからの自治体の目標などを掲げた基本計画のページを作成しています。
ほとんどの自治体ではこのようなページは用意されているはずです。
ホームページの中にはこのように面接や志望動機作りで役に立つ情報は必ずあるので、ぜひともくまなく調べてほしいと思います。
まとめ:社会人経験者が公務員の志望動機を作るのは簡単!
【公務員の志望動機作りで重要な要素】
自分の経験などから公務員との接点を探し、そこからやってみたい仕事を語る
【公務員の志望動機を作るのが難しい理由】
公務員との接点を探すのが難しいから
【転職者が公務員の志望動機を作りやすい理由】
社会人として働いていると公務員との接点を探しやすいから
今回の内容としては上の通りの流れです。
社会人は公務員の志望動機は本当に作りやすいです。
二度公務員試験を経験したからこそわかります。
今回紹介した志望動機の作り方を実践していただければ、必ず説得力ある志望動機を作ることが可能です。
そのためには、自己分析と自治体研究が重要ですので、まずは自分と自治体を調べることから始めましょう!
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