- 論文対策を本試験の何ヵ月前からすべきなのか
- 自分にあった論文対策を始める時期の見分け方
- 論文対策をしないのは大丈夫なのか?
- 最短でできる論文対策の方法
✔裁判所事務官一桁台合格
✔国家一般職10番台合格
✔新卒、転職、昇任試験というように3回論文試験の勉強経験あり
論文試験って対策しないといけないのは知っているけど、なかなか重い腰が上がらない・・・。
どんどん本試験が迫ってきて焦ってしまう、というのは結構あるあるなんです。
そんなことにならないためにも、論文の勉強開始時期の目安は早めに知っておきたいところ。
そこで、今回は、論文対策を開始すべき時期について解説したいと思います。
さらに、目安だけでなく、「自分はいつからすべきなのか?早めがいいの?遅めでも大丈夫?」といった疑問に対するアドバイスや「論文対策をしたくない人」に向けたアドバイスも紹介します。
公務員試験の論文試験はそこまで恐れなくてもいい試験なので、早い段階から方向性を決めてしっかりと準備しましょう!
せっかく択一試験は順調で面接対策もばっちりなのに論文試験で足切りだった・・・。
公務員試験を二度受験し、志望動機の添削をするなかで、こうなってしまう人は一定数見てきました。論文試験で足切りされるとそこでゲームオーバーなんで、本当にどうしようもありません。
原因は基本的な書き方と知識を身に着けていないから。
ネット上には「論文は対策なしでOK」という言葉であふれていますが、そんな言葉を信じて足切りされたらそこで終わりです。
論文の書き方を身に着ける最短ルートは、①模範解答を手に入れること②数回添削してもらうことの2点です。
どこの予備校講座でも構わないですが、コスパの良かったのはアガルートです。
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例えばKindleの検索画面で、「時事」で本を検索すると時事についてまとまっている本を読めたり、「未来」で検索すると日本の将来的な課題や解決方法などに関する本を読めたりします。
こんな風に、定額で情報がコンパクトにまとまった色々な本を読めます。
新聞などよりは情報が一覧としてまとまっていて、ネットで読めるので好きな時にスマホなどで読めるので、効率的に情報収集ができます。
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目次
【公務員試験】論文対策はいつからすべきか
論文対策は以下の2つに大別されます。
- 情報収集をする対策
- 答案作成をする対策
そして、「それぞれの対策はいつからすべきなのか?」
結論は以下の通りです。
情報収集 | 択一試験の勉強開始と同時期から始める |
答案作成練習 | 遅くても本試験の3ヶ月前から始める |
それぞれ詳しく解説します。
論文対策:情報収集は勉強開始と同時に始めるべき理由
まずは、情報収集について。
結論としては早めに対策を始めないといけません。できれば、択一試験対策と同じ時期からです。
その理由を解説します。
論文には最低限の知識が必要
そもそも、論文を書くためには最低限の知識は必要です。
例えば、次のような問題が出た場合、答案構成がすぐに思い浮かびますか?
「AIと行政活動について論じなさい」
そもそも、多くの人が「AI」の定義を説明できないと思います。
論文試験では悩んでいる暇はないので、瞬間的に意味を説明する必要があります。
さらに、言葉の定義もそうですが、論文を書くためには他にも情報が必要です。
- 行政の分野でAIの導入がさけばれている背景
- 行政がAIを活用している事例
- AIを導入することによる効果
全て完璧に知る必要はありませんが、ある程度うっすらと理解しておかないと、論文を本番の試験でスラスラと書くことができません。
早めに情報収集すべき理由
論文を書くための情報収集は、択一試験の勉強を開始した時点から意識的に行うことをおすすめします。
つまり、早めの対策をすべきなのです。
なぜなら、論文のテーマは範囲が広く、情報収集には時間がかかるからです。
- 子育て
- 高齢化
- 環境問題
- 観光政策
- スマートシティー
- 働き方改革
上記以外にもたくさんのテーマが論文にはあります。
その多くのテーマに関する知識は、一朝一夕で身に着けられるものではありません。
そして、試験直前期で択一試験対策に焦っているときに、ゆっくりと論文対策なんてできるものではありません。
のんきに新聞を読んだり、ネットニュースを漁ったりするなんてこと出来ませんよね。
そのため、試験直前期になってからではなく、勉強の合間にコツコツと情報収集をしたほうがいいので、早めの対策をおすすめしています。
一番効果的だったのは本の読み放題サービスです。
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面接でも活用できたのもよかったですね!
コツコツと集める時間はないよっていう人は、論文のために知識がまとまっている参考書で勉強するのもありです。
おすすめ参考書を紹介しておきます。
論文対策:答案作成練習は遅くとも3ヶ月前から始めるべき理由
次に、答案作成練習についてです。
実際に答案を書き始めるのは、遅くとも本試験三か月前ぐらいから始めましょう。
本試験三か月前になると、択一試験の勉強も一通り目途がついている時期になるので、一番論文対策に入りやすいかなと思います。
多くの人は3か月を目安にしていいでしょう。
また、予備校のカリキュラムをみても、論文対策は3か月前ぐらいからでいいことがわかります。
例えば、TACでは、論文の講座開始時期は以下のようになっています。
【TAC渋谷校 6月入学の総合本科生の場合】
第一回の論文試験対策講座は1月に始まります。
※総合本科生とは、国家総合職、国家一般職、裁判所事務官、国税専門官、市役所など全ての試験種の併願ができるコースです。
例年、国家総合職試験は4月、国家一般職試験は5月に行われます。
1月に論文対策講座が始まっているということは、だいだい3か月前から論文試験対策をしていることがわかりますよね。
そして、今回紹介したTACの講座は、6月に勉強を開始する人、つまり1年間勉強する人の講座です。
一般的に1年間勉強する人が多く、参考になると思ったので、例として挙げさせてもらいました。
公務員試験のノウハウを長年集積している大手予備校が、3か月前あたりから論文対策を始めています。
それは、3か月前ぐらいからで十分対策可能だと判断しているからでしょう。
独学で論文試験の対策方法がわからない人は、以下の講座を参考にしてください。
転職試験で役に立った講座で、コスパもいいので、足切りされたくな人はぜひ。
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論文試験対策をいつからすべきかは人によって変わる
今まで説明した期間はあくまでも目安です。
論文対策を効率よくするには、自分に合わせた期間設定が重要ですね!
論文対策開始時期が人それぞれ異なる理由は次の通りです。
- 受験先によって論文の出題形式が異なるから
- 人によって長文の文章を作成する能力に違いがあるから
考えてみれば当然ですよね。
3ヶ月前というのを一応の基準にしながらも、自分にとって最適な勉強開始時期を考える必要があります。
受験先の論文の出題形式を知る
論文の出題形式によって対策期間は異なりますので、まずは、受験先の出題形式を知りましょう。
論文の出題形式を大まかに分類すると以下の通りです。
- 問題解決や政策提案が求められるタイプ
- 自分の意見を求められるタイプ
- 自己PRを求められるタイプ
問題解決や政策提案が求められるタイプの例
【国家一般職 令和元年度】
我が国は、「日本再興戦略2016」において、キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を掲げ,2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等を視野に入れたキャッシュレス化の推進を示している。
さらに、2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」においては、KPI(Key Performance Indicator:重要な評価指標)として、2027年6月までにキャッシュレス決済比率を4割程度とすることが新たな指標として掲げられた。
このような状況に関して、以下の図①,②を参考にしながら、次の⑴、⑵の問いに答えなさい。
⑴ キャッシュレス化のメリット・デメリットを述べた上で、我が国がキャッシュレス化を推進する必要性や意義について、あなたの考えを述べなさい。
⑵ ⑴ に照らして、キャッシュレス化を推進するためにはどのような取組が必要となるか。あなたの考えを具体的に述べなさい。
※図は省略
自分の意見を求められるタイプの例
【裁判所事務官 令和元年度】
今の社会であなたが考える良い職場とは何かについて理由とともに論じ、それを実現するためにどのような方策が考えられるか述べなさい。
自己PRを求められるタイプの例
【名古屋市 平成30年度】
あなたがこれまでに所属した部活・サークル・ゼミ・職場などの集団・組織活動において、メンバー間の意見がまとまらないなど、集団・組織での活動がうまくいかなかった事例を一つあげてください。(10行程度で解答)
また、あなたがその状況を解決するために、努力や工夫した事柄について具体的に述べるとともに、それらを今後市職員としてどのように活かしていくか、述べてください。
見てもらったらわかるように、一番ハードなのは、「問題解決や政策提案を求められるタイプ」の問題です。
知識も必要ですし、論文の書き方もしっかりと身に着ける必要があるからですね。
一方で、自分の意見を提案するようなタイプや自己PRを求められるようなタイプの出題については、そこまでの知識は必要ではないです。
自分の意見を書いていけばいいので、書き方もわりとそこまでこだわらなくてもいいでしょう。
特に、自己PRを求めてくるタイプの出題形式は、自分の過去のことと自分の意見を書けば良いので、人によってはあまり対策に力を入れなくてもいいかもしれません。
こんな感じで、出題される論文の問題形式によって、求められることは違っています。
ですので、問題形式に合わせた対策が必要となり、必然的に対策期間も異なってくると思います。
極端に言えば、自己PRを求められる論文は、3か月の対策は不要で、1カ月ほどの対策でいいかもしれませんよね。
自分が受験する先の出題形式を知っておけば、論文対策の計画を練りやすくなります。
自分の文章作成能力を知る
文章作成(特に、長文を書くこと)が得意かどうかも対策開始時期に影響を与えます。
例えば、
文章を書くのが得意
⇒3ヶ月以内でも大丈夫
文章を書くのがどっちかというと苦手
⇒最低3ヶ月は必要
文章を書くのがかなり苦手
⇒3ヶ月以上の対策は欲しい
こんな感じになりますよね。
論文が得意かどうか調べるには、書いてみる方法しかありません。
もしくは、書くのが面倒なら、どこかの出題例を見て書けそうか考えるのでもありです。
論文対策しなくても大丈夫?:最短の勉強方法を紹介
たしかに論文は点数が安定しないし、対策も面倒なので、対策しなくてもいいと考える気持ちもわかります。
ただ、そうはいっても、足切りされない程度には対策すべきです。
足切りされてしまっては、いくら択一試験で頑張っていても意味がありません。
足切りされた時点で試合終了なんですから。
でも、確実に合格して公務員になりたいのであれば、「対策しない」という冒険はやめておいた方がいいですね。
ただ、論文に時間をかけたくない人もいますよね。
そんな人は次のような感じで勉強すれば最短で足切りされない程度の答案を作成できるようになると思います。
- 論文の書き方の基本を身に着ける
- 答案作成の基礎を身に着けたら、参考書などで模範答案の暗記と知識を詰め込む
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簡単に論文の型を身に着けるなら ➤【予想問題&添削付き】アガルートの講座 |
独学で論文の型を身に着けられる参考書 ➤公務員試験 無敵の論文メソッド |
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論文の書き方の基本をしっかりと身に着ける
書き方を知らないと論文は絶対にかけません。
ですので、最低限の書きかたを身に着けることは必須です。
そして、手っ取り早く書き方を身に着ける方法は、公務員予備校で教えてもらうことです。
確かに、参考書でも書きかたを学ぶことはできますが、参考書での独学って勉強した気になってしまうのが難点なんです。
やっぱりインプットをしたらアウトプットも必要となります。
予備校だと、書き方の講座を聞いたら、必ず例題で書く練習が組み込まれています。
ですので、予備校の講座を受講することで半強制的にアウトプットをするようになり、自然と合格答案の書き方を身に着けることができます。
アウトプットをすることが最短の勉強方法につながります。
誰かに教わるのが一番なんですが、公務員予備校に論文対策単体の講座ってあまりないんですよね・・・。
大手予備校だと、講座があったとしてめちゃくちゃ高い。
ただ、通信講座を探すとコスパの良い講座があります。
司法試験対策で有名なアガルートだと、予想問題と添削付きなのに、破格の値段で講座を受講することができます。
基本を身に着けたらあとは暗記がメイン
答案の書き方を身に着けたら、あとはインプット中心で大丈夫です。
というのも、公務員試験の論文試験は完璧な内容でなくてもよくて、ある程度の論理と知識があれば合格答案になるからです。
論理的な文章については、予備校の講座を受講することで身に着けることができているので、あとは知識を身に着ければ大丈夫。
知識を身に着ける方法は、上でも紹介しましたが、模範答案が豊富に載っている参考書と新聞やニュースアプリですね。
アウトプットには時間がかかりますが、論文のための知識を暗記(インプット)するのは、勉強の合間や移動時間などの隙間時間でできるので、そこまで負担にならないですよね。
それでも対策をしたくない人は、「予備校の講座などで最低限の書き方を効率よく身に着けて、知識や模範答案のインプットをしまくる」という方法で論文試験を乗り切りましょう。
まとめ:論文対策はおおよそ3か月前からで大丈夫です
論文書くのが少し不安だなという人は、おおよそ本試験の3か月前ぐらいから勉強を始めれば良いでしょう。
ただし、論文を書くための知識は日頃からの情報収集が重要となります。
そのため、択一試験の勉強の合間に、新聞、ネットニュース、参考書や自治体のHPなどで、日々情報収集に努めましょう。
それでは、本日は以上です。
せっかく択一試験は順調で面接対策もばっちりなのに論文試験で足切りだった・・・。
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原因は基本的な書き方と知識を身に着けていないから。
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論文の書き方を身に着ける最短ルートは、①模範解答を手に入れること②数回添削してもらうことの2点です。
どこの予備校講座でも構わないですが、コスパの良かったのはアガルートです。
予想問題と添削付き。予想問題は当たっていたので、転職時の論文試験ではかなり助けてもらいました。
「完全独学でなんとかする!」という人は、以下の参考書がおすすめ。
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