でも、いつから公務員予備校に通うのがいいんだろうか。
- 絶対に公務員になりたい人はいつから公務員予備校に通うべき?
- 国家公務員になりたい人はいつから公務員予備校に通うべき?
- 市役所職員になりたい人はいつから公務員予備校に通うべき?
- 公務員予備校に通う期間は長くても(短くても)大丈夫?
公務員予備校へ行くことを決断した後に悩む問題。
「いつから公務員予備校に通うべきか」ですね。
大学二年生なら今から公務員予備校に通うべきなのか?
大学三年生ならいつから公務員予備校に通うべきか?
社会人なら次の試験に間に合うにはいつから公務員予備校に通うべきか?
今回は、そんな悩みに対して、二度公務員試験を受験した私の経験から指針を示したいと思います。
この記事では、公務員試験に向き合うスタイル別に公務員予備校へ通う時期を解説しました。
読んでもらった後には、必ず、自分に最適な公務員予備校に通い始める時期を決めることができているでしょう。
それでは、始めましょう。
絶対合格するための先手を打つには
就職試験で一番大事なのは「情報」。
ただ、公務員試験勉強が本格的に始まると、勉強が忙しくて「情報」を集めるどころじゃありません。
1000時間以上勉強しないといけないというプレッシャーを受けながらの情報収集はかなりハード。
だから、公務員試験経験者の多くが「早めに情報収集を始めて!」と言いますなんですよね。
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目次
結論:いつから公務員予備校へ行くべきかは志望先や志望度によって異なる
結論としては、次のようになります。
【国家系を受験しようと考えている人】
⇒できる限り早く予備校へ通うべき(おすすめは一年間)
【絶対に公務員になりたい人】
⇒できる限り早く予備校へ通うべき(おすすめは一年間)
【市役所(専門試験無し)のみの受験を考えている人】
⇒半年ぐらい前から公務員予備校へ通えば十分間に合う
公務員予備校にいつから通うべきかは、「一次試験」つまり「筆記試験」で解くべき科目によって異なります。
なぜなら、公務員試験において乗り越えるべき大きな壁は、「筆記試験」だからです。
筆記試験に落ちてしまっては、どれだけ面接が上手であろうと、公務員になることはできません。
つまり、公務員試験という土俵に立つためには、必ず筆記試験を通過する必要があるのです。
国家系は特殊な勉強をしないといけないから、上記のような結論になるんだ!
加えて、次のように志望先や公務員への志望度別に分けて、具体的にいつから公務員予備校へ通うべきなのかということについても解説します。
- 国家系の受験を考えている人
- 絶対に公務員になりたい人
- 教養のみの市役所の受験のみを考えている人
国家系志望の人はいつから?⇒早くから公務員予備校へ通うべき
まずは、現時点で国家公務員志望の人がいつから公務員予備校に通うべきか、です。
国家公務員志望はなぜ早めから公務員予備校へ行くべきなのか
現時点で国家系の受験を少しでも考えている人は、できる限り早くから公務員予備校へ通うべきです。
- 国家一般職
- 国税専門官
- 財務専門官
- 労働基準監督官
- 裁判所事務官
国家系とは、これらの職種を指します。
専門試験とは、憲法・民法・行政法・経済学・社会学などの総称です。
専門試験の内容を見てもらってわかるように、一つ一つがヘビーな内容です。
一つ一つが大学での研究対象になっていることからもわかると思います。
国家系の試験では、これら「専門試験」を解く必要があります。
そのため、国家系を受験する人は「専門試験」の勉強を必ずしなければなりません。
でも、これを3か月とかの短いスパンで勉強しろっていうのはなかなか厳しいですよね。
例えば、民法なんて1000条ほどの条文があります。
これを他の科目と並行して短い期間で勉強するのはかなり難易度が高いです。
ですので、「専門試験」が課される「国家系」の試験の受験を考えている人は、「専門試験」対策を早めに行うために、早めから公務員予備校へ通うべきなのです。
早めから勉強すべきことは、公務員予備校大手ののLECが公式サイトで次のようなことを言っていることからもわかります。
一般的には
国家総合職レベルでは10~15ヶ月、地方上級・国家一般職レベルでは7~12ヶ月、教養試験のみの市役所、警察官・消防官レベルでは4~10ヶ月、高卒公務員では4~10ヶ月ほどの勉強期間を考えておくと良いでしょう
※地方上級・国家一般職レベルとは、ここでいう「国家系」の試験種だと考えてもらって大丈夫です。
国家系の試験種に必要な期間は、教養試験のみの市役所よりも、長めに期間を取られていることがわかりますよね。
早めって具体的にいつから⇒一年間で十分です
国家系の公務員を志望する人は、一年間勉強すれば十分です。
国家系の本番の試験は毎年5月~7月あたりに行われることを考えれば、具体的には、前年の5月~7月あたりに公務員予備校へ通えば大丈夫です。
理由としては、各予備校のスタンダードなコースがおよそ一年間の勉強期間を想定してカリキュラムを作成しているからです。
このスタンダードなコースでは、国家系の公務員試験を全て受けられるようになっています。
【TACの総合本科生】
【LECのスペシャルコース】
最大手であるTACとLECのスタンダードなコースはともに、おおよそ一年前から開講していることがわかると思います。
ちなみに、どちらも2月から開講となっていますが、2月から入学した人はほとんどいませんでした。
ほとんどの人が4月~8月あたりに入学していました。
大手の予備校がこのように一年前からスタートする講座をスタンダードなコースとして設定しているということは、誰しもが一年ほど勉強すれば、国家系の公務員試験に合格することができることを示しています。
一年間で間に合わない試験であれば、もっと長い期間を設定したコースをおすすめしているはずですよね。
・国家一般職は10番台
・裁判所事務官は一桁台
で合格することができました!
絶対公務員になりたい人はいつから?⇒早くから公務員予備校へ行くべき
次は、「どうしても公務員になりたい」っていう人。
公務員への志望度が高い人ですね。
絶対に公務員になりたい人も、国家系を受験する人と同様に、できる限り早くから公務員予備校へ行くべきです。
そして、国家系を受験する人と同様に、本試験の一年前から公務員予備校へ通いましょう!
理由としては二つです。
- 併願先を増やして内定確率を高める
- 筆記試験と面接試験の対策が無理なく行える
【理由①】併願する先を増やして合格可能性を高めることができる
早くから勉強していると、専門試験までしっかりと勉強することができます。
専門試験対策をしっかりとできるということは、「国家系の試験」も受験することができるというわけです。
この国家系の試験を受験するかどうかということは、併願受験数に大きな影響を与えます。
例えば、教養試験のみの対策をしている人は、2~3個の試験しか受験することができません。
一方で、専門試験まで勉強している人は、
- 国家一般職
- 国税専門官or財務専門官or労働基準監督官
- 裁判所事務官
これらの試験を、市役所に加えて受験することができます。
さらに、国家一般職試験において、一次試験と人事院面接をクリアすることが出来れば、
- 法務局
- 経済産業局
- 地方整備局
- 税関
など、たくさんの省庁に官庁訪問することができます。
国家一般職だけで、内々定を貰えるさきがかなり増えますよね。
こんな感じで、早めに予備校に通って専門試験対策をするだけで、併願受験数をかなり多くすることができます。
併願受験数を多くすると、持ち球が増えますよね。
持ち球が増えると、内定をもらえる可能性を高めることができます。
つまり、どうしても「公務員」になりたい人は、持ち球を増やすことが重要となってくるので、早めから公務員予備校に通って、専門試験対策を行うべきだという結論になります。
【理由②】無理なく勉強と面接試験対策を進めることができる
2つ目の理由としては、筆記試験と面接試験対策を入念に行えるからです。
よく公務員試験は筆記試験だけできれば大丈夫だと思われますが、そんなことはありません。
今はどこの官公庁も面接試験を重要視しています。
例えば、地方自治体によっては、筆記試験の点数は一次試験だけに使うものであって、二次試験以降は筆記試験の点数をリセットするという試験方式をととっているところもあります。
また、国家一般職試験では、最終合格できても、官庁訪問で内々定をもらうことが出来なければ、どこにも就職することができません。
そして、この官庁訪問は筆記試験など見ないので、完璧に人物重視の試験であると言えます。
官庁訪問では、行きたい官庁に自分を売り込まないといけないというわけです。
こんな感じで、どこの官公庁も人物試験に力を入れています。
ですので、公務員試験では面接試験対策をしっかりと行うことも重要なのです。
だからこそ、早くから公務員予備校に通うべきなんだ!
公務員予備校で早くから勉強をスタートすると、
- 授業の消化と復習
- インプットとアウトプット
を効率よく行えます。
そして、勉強が効率良く進めば、面接対策も気兼ねなく行うことができます。
・勉強と面接対策を効率よく行える
この2つの点で、公務員に絶対になりたい人は早くから公務員予備校へ通うべきなのがわかってもらえたかなと思います。
教養のみの市役所を受験する人はいつから?⇒半年間ほど公務員予備校へ通う
最後にのパターンとしては、教養のみの試験を課す市役所を受験する人です。
専門試験が無い分、国家系の公務員試験を受験する人よりも少ない勉強時間で大丈夫です。
具体的には、半年程度の余裕をみておけばいいでしょう。
教養試験は、数的処理ができるかできないかでかなり差が出ます。
数的処理とはSPIのちょっと難しい算数問題のことです。
一度、数的処理の問題を解いてみて、得意なのか不得意なのかを見極めてから、公務員予備校へ通う期間を決めてみると良いでしょう。
もし、数的処理が得意なら、半年よりもっと短い期間でも大丈夫ですね。
公務員予備校にいつから行くべきかはその人の学力によっても異なる
もしかしたら、こういうことを思う人もいるかもしれません。
間に合うかな?
三人とも不安に思っていることは異なりますが、本質は同じです。
つまり、一年間というスタンダードな期間の勉強ではなくても合格できるのかということですね。
一つずつ悩みを解消します。
勉強にアドバンテージがある人は公務員予備校に通う期間は短くてもいいのか?
まずは、この悩みですね。
一番初めに結論として、志望先や志望度によって公務員予備校にいつから通うべきかは異なりますと言いました。
ただ、公務員予備校にいつから通うべきかという問題に対する回答はもう一つあります。
それは、あなたの現状の学力です。
現状の学力を分析して、公務員試験で勉強する科目の中で何個かもうすでに勉強しているのであれば、通常の人よりも勉強時間は少なくて済みます。
つまり、公務員予備校に通う期間は短くてすみます。
例えば、国立大学の法学部で、司法試験のために法律科目を全て勉強していましたっていう人がいたとします。
この人は、大学受験の際に、一般教養の中で世界史や化学など複数の科目をすでに勉強しているでしょう。
また、司法試験の勉強をしていたということで、公務員試験の法律科目はほとんど勉強済みだと言っていいでしょう。
つまり、この人は、他の人よりも多くの科目をすでに勉強しているので、少ない時間の勉強ですみます。
公務員予備校へ通う期間も短くていいってことですね。
これは極端な例ですが、現状の学力を分析した結果、勉強期間は他の人よりも少なくて大丈夫だという人はいるでしょう。
現状の学力を分析して、勉強に余裕があるなと思ったら、公務員予備校に通う期間は短くしても合格するこてとは可能です。
司法試験を諦めた人が裁判所の試験を受験することがよくあるので、極端な例とは言いましたが、こんな感じの人は現実にいます。
一年よりも長い期間公務員予備校に通ってもいいのか
次は、この悩みです。
結論を言うと、いいっちゃいいですが、あまりお勧めしません。
お勧めしない理由は2つです。
- 勉強期間が長いとだれてしまう
- 面接で不利になるかもしれない
公務員予備校で二年間も継続して勉強するのは難しい
二年間も勉強を継続する自信はありますか?
二年間勉強するというと、大学生で言えば、大学2年生のころから勉強するということです。
ほとんどの人が継続できなくて、結局直前になってから火が付くって感じだと思います。
大学二年生の時って一番楽しいときですからね。
その時期に勉強するのはなかなか過酷なことでしょう。
そんな努力家の人もいるかもしれません。
ただ、やっパりお勧めしないのは、二年間継続して勉強しても、学力としては一年間勉強した人とそこまで差がつかないからです。
浪人したからって大学受験に必ず合格することがないってことは、なんとなく経験則でわかると思います。
勉強期間と学力って比例しませんので、あまりお勧めしません。
一年間で集中して勉強した方がよっぽど効率がいいでしょう。
公務員予備校で二年間も勉強していると面接で不利になるかもしれない
他の人よりも面接で不利になるかもしれません。
近年の公務員試験では、面接試験のウェイトが高まっています。
例えば、筆記試験の点数を二次試験以降はリセットするという試験方式を採用している地方自治体があります。
公務員試験は、筆記試験だけでなく、面接試験もできなければ合格は不可能なのです。
それなのにも関わず、二年間も勉強し続けるのもったいないです。
例えば大学二年生なら、色々なことを経験して、成長し、面接で話せるようなエピソードを蓄えることが出来ます。
筆記試験に集中するあまり、面接で話せるようなエピソードが無いことに直前に気づいても後の祭りです。
どっちつかずが一番意味ないからね。
本試験までの時間がない人はどうすべきか
間に合うかな?
最後に、この悩みです。
特に社会人の方などは多いかもしれません。
試験の直前になって、公務員になりたい気持ちが強くなる人ですね。
この場合のおすすめの解決方法は、公務員予備校の速習コースを受講することです。
速習コースの何がお勧めなのかというと、短期間で効率良く学習できることです。
なぜ、短期間で学習できるのかというと、生の授業ではなく、DVDなどで学習できるからです。
DVDだと1.5倍速で再生できたりして、通用の授業を受けるよりも早く授業を消化することが出来ます。
その分、復習に時間を使うことができますよね。
速習コースで合格している人を何人も知っています。
勉強時間が短くても、効率良く集中して勉強すればかならず合格できます。
まとめ:公務員予備校に通う一般的な期間は一年間
【国家系を受験する人・絶対に公務員になりたい人】
なるべく早くから公務員予備校にいくべき
(おすすめは一年間)
【教養のみの市役所を受験する人】
半年間の勉強で十分
各人の勉強のスタートラインによっても、公務員予備校に通う期間は異なってくるので、自分の学力を分析することも重要
ただし、一年よりも長く勉強することはおすすめしません
まとめるとこんな内容です。
いろいろな考え方がありますが、心配だったら一年間公務員予備校に通えばいいでしょう。
各予備校が一年間の勉強プランをスタンダードなプランとして設定しているので、それを信頼しておけば必ず合格できます!
それでは、今日は以上となります。